2011年04月22日

麦畑にて

 薄曇りの麦畑に行ってみました。桜もソメイヨシノから八重桜へと移り、今年もまた、畑では麦が青い穂をすくすくと成長させています。そして、田んぼでは蓮華草が咲き始めています。いずれも人の手によって蒔かれたものですが、自然の恵みを受けて、やがて収穫のときを迎えます。この麦は6月の初めには早くも収穫の麦秋のときを迎えます。
 毎年の繰り返しは自然に人がリズムを合わせていくから可能なことであって、人の都合でリズムをつくろうとすることは、何か根本的なものを狂わせてしまう災いの原因になるかもしれませんね。極端なかたちで昔に戻ることはできないにしても、人が原因で災いの元になっているものは、やはり人の手によって取り去らねばならないでしょう。(EOS 5D)

この初々しい青さが気に入っている

ふぞろいなところがいい

菜の花が、まだ咲いているよ、と主張している

レンゲソウもかなり咲いてきた

タンポポも綿毛が増えてきた

綿毛のアップが好きなのだ

シロツメクサも素朴でいい

キジも鳴かずば撃たれまい
ケーン、と畑の中で声を聞いたので、振り向くといた