2011年05月14日

午後のひととき

 ちょっと久しぶりに座間市の谷戸山公園です。すきっとした晴れではない梅雨の晴れ間のような陽射しです。また、マクロレンズを持ってぶらりとしました。なんでもない花や虫たちがこの晴れ間をめいっぱい生きている感じでしょうか。この季節は小さな生き物たちが、どんどん湧き上がってくるように草むらに蠢いています。途方もない生命力をこの小さな草むらの世界に感じます。
 福島第一原発のことはロボットなど新しい機器によって事実が明らかになるにつれ、事態は深刻化していますね。あの工程表はいったい何だったのでしょう。「それで結構です」とメルトダウンを認める不遜な物言いに、やはりこの会社の未来はなくなったのだと思います。そして、同時に日本の未来も風前のともし火になったと言わざるを得ません。浜岡原発を停止させましたが、常に想定外の事態が発生する大災害は、思わぬ場所で思わぬ形で現実のものとなるでしょう。人ができることはごくわずかのことしかありません。起きてしまったことを早く認め、生き残った者がいかに生き抜くかを探るしかありません。(EOS 7D)

ニワゼキショウです
この季節でもっとも好きな花です

これは何という花でしょう?
この一株だけが咲いていました

タケノコはもうかなりの高さに成長しています

シダ類の葉はいつも気になります

アオキの葉っぱは作りものっぽい

本日の主役
テントウムシ、天道虫と和名で書きます
紅娘、とも書き、可愛い

天道虫の名のとおり、天を目指し
草のてっぺんに登り

飛び立つかと思いきや、この後、そのまま下りていくのでした
何度か飛び立つシーンがありましたが、モノにできず
再挑戦する課題がひとつ増えました(^^;