2011年05月25日
梅雨近し
季節の移ろいは早く、若葉繁れるときはとうに過ぎ、今はもうその緑を濃くし、鬱陶しい梅雨の季節を迎えようとしています。新しく手にしたカメラの出番も少なく、晴れ間の日には痛めた足を引きずるようにして、公園のひと隅で小さな世界を気休めに撮っては、心の糧としているような日常です。雨が続くようになれば出歩くこともなかなかかないません。それでも、たまにこうしてシャッターを押すことができた日は何かしらの発見もあったりで、小さな楽しみのひとつとなっています。
まだまだ多くの人々が避難所暮らしを余儀なく強いられ、また復旧復興のために活動し、日夜汗や涙を流していることを思えば、私の暮らしぶりは贅沢極まりないのかもしれませんね。人の禍福は一生で通算すれば、誰も大きくは違わないのでしょう。違うと感じるのは本人の心のうちに不幸を過大評価して秤にかけている所為かもしれませんね。今日一日が平凡な日で終えれることがどんなに幸福であることかを、今回の大震災を機に多くの人が実感できているのではないでしょうか。(EOS 7D)
ムシトリナデシコの5弁の花が正確で美しい
ドクダミも咲き出した
テントウムシが葉の裏にそっとしていた
ムラサキカタバミもよく見かける
泉の森には2棟の古民家が移築されている
草むら近くにいると蚊が集まる季節になった
初めて見た毛虫の種類
毒々しさと派手さが毛虫らしくていい
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