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彼岸も過ぎ、肌寒い季節になっています。夕方の5時半にもなれば、日も沈み、紺青色の西の空に浮かんだ雲を茜色に染めています。毎日1分ほどずつ日の入りが早くなり、秋も急速に深まっていくことでしょう。コオロギの音が隣接の公園からか隣りの庭からか、聞こえてきます。エンマコオロギでしょうか。その虫の音が秋の夕べの静寂さを惹き立てています。
ついこの間までの執拗な残暑に辟易としていたこの脆弱な身体にとっては、快適な日々がしばらくは続くはずです。5月の晴れる数日の日々に次いで、この季節がもっとも凌ぎやすいと思います。旧暦ではようやく9月に入っていて晩秋となっています。晴れ間の日を贅沢に選んで、カメラを持って出かけることにしましょう。(EOS
5D) |
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