2011年11月30日

波紋は広がらず

 「波紋は広がる」というタイトルで「落ち」をつけたかった今回の波紋シリーズは、何とも中途半端に終わりそうです。期待していた池のほとりのカエデは、紅葉を全うする前に葉が枯れ始めていました。池の水面を鮮やかな赤で染めることなく散り急いでいるようです。お天気の具合を見ながら、ごく近場の紅葉の終焉を見極めたいと思います。
 この暖かすぎる晩秋、初冬でもそろそろ寒さが身に染みる気配です。明日からもう師走、日本の歴史に大きな見出しで刻まれるであろう「2011年(平成23年)」も残すところあと1ヶ月です。(EOS 5D)

水面を輝かせていたのは、まだ青い普通の樹木だ

黄金色を見せた葉はすでに散り去り、くれないの波紋は見ることができなかった

池のほとりの定位置で主のノラが人間を嘲笑っていた