2012年10月24日

肌寒の候

 気がつくと随分と朝方の冷え込みが強くなっていましたね。気がつくのが遅い?それまで夏掛けの薄い布団一枚でもすっかりはいで寝ていたのに、このところ毛布も一枚重ねてちゃんと朝も包まっていたりします。夕べは雨も降って肌寒でしたが、今朝は雨雲も去って上天気。午前中の陽射しを浴びたくていつもの公園に行ってきました。
 コスモスが朝の陽光を受けて煌めき、穏やかな風に揺れていました。川の水も静かに流れ、池には細やかな波がさざめいていました。何かほっとする空気が漂い、時間がゆっくりと流れていきます。歩いて、少し額が汗ばんできたものの、公園の自動販売機ではまだ少ない「ホット」のお茶を選んで飲みました。何も起きることのない平和な深まりつつある秋の朝でした。(EOS 7D)

カルガモが川の流れの中でじっとしている

わずかな風でも舞い踊るように嫋やかな動きを見せてくれる

ジョロウグロの巣が陽を受けて美しい

公園のノラは諂わず、プライドが高い

浅い池の水が冷たいのか、飛び上がって狭い杭にやっと乗るアオサギ

キセキレイがカワセミ用に立てられた止まり木でひと休み

トウカエデだろうか、いち早く紅葉を始めていた

寒き朝 足を引っ込め 目が覚める