2012年11月01日

霜月朔日

 歳月の経過は、やはり加齢とともにその加速度を増していくようです。穏やかに流れる時間の経過の中で「とき」が無為に過ぎ去るのを四字熟語で言えば、日月逾邁(じつげつゆまい)として傍観しているような感じでしょうか。先日の日曜日は漢字能力検定(漢検)の試験があって、懲りもせず1級に4度目の挑戦でした。これまで3戦全敗で、今回もぎりぎりアウトの線でしょう。それでも漢字への理解が深まるにつれ、愛着も湧いてくるものです。
 ともかく、すでに11月になっているのですね。あれだけ暑かった今年の夏がまだつい先日までのことのように思われますが、今では窓から差し込む陽光の暖かさを心地よく感じる日々となっているのです。いつもの公園で、ジョウビタキを今シーズン初めて見つけました。この渡り鳥が来たということは冬の始まりです。そんな広くはない縄張りをつくってひと冬を過ごすため、同じ場所でまた目撃することができるでしょう。池のカモたちも種類がだんだん増えていて、季節の移り変わりを実感できます。(EOS 7D)

コサギが小川の橋の下でエサを探している

草むらの中でノラが日向ぼっこをしている

自衛隊機がいつものように頭上を翳めていく
たまたま羽田か成田からの旅客機が遠くに重なった

じっくり撮ろうとしたらアオサギは飛び立ってしまった

コガモだろう
杭の上でさかんに羽繕いしていた

このジョウビタキ(オス)が見られるようになる季節になった

渡り来て 霜月初め 寒さ増し