◆2013.1.2

★初詣
 
 昨年は、1月下旬の人工股関節の手術を控え、感染症のリスクを減らすため、人ごみに出入りするような初詣などの外出は禁止されていたので、2年ぶりの初詣となった。地元のふたつの神社へ妻と義母を連れて行く。久しぶりの初詣は何か清々しさ、晴れ晴れとしたものを感じた。自分が病を負うとき、自分は辛いと思えばそれで済むが、家族は、特に妻はその何倍かの辛さを負ったことだろうと思っている。家族に病を負ったものがいるとき、平穏な日常はすぐさま消え去り、心を痛む日々が続く。やがて無事治癒するだろうことがわかっていても、そのときは平常心ではいられない。病はさまざまな形で現れては去っていく。最後には、病を負った人ともに去っていくのだろう。その最後の瞬間まで、うまく病と付き合い、自分をより良いところまで持っていくことさえ、病を利用してしまいたいと今は思っている。正月早々から縁起でもない話だが、この一年、私も妻もよく生きてきたと思っている。そんな風に思う年頃になったのだろう。どこかにいるであろう神に感謝する。(EOS 7D)

地元の小さな神社
子どものときから来ていた
 
神主さんも忙しそうだ
 
巫女さんに心ときめかすバカ者

初詣 賽銭少し 欲多し


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