2013年03月15日

春さわさわ

 すっかりご無沙汰のダイアリーとなりました。短い期間でしたが母が肺炎で入院し、知らない場所だとパニックを起こしますので、兄が夜、私は昼に24時間体制で付き添わねばならなかったことなどから、すっかり写真を撮る時間も気力も失せていました。この間気候も不順で撮影タイミングも合いませんでしたしね。シャッターボタンをただちょっと押せば撮れるはずの容易な装置なのに、ただの一枚も撮れない期間があるというのは、写真というのは、やはり、ナマモノであり、人の意思が反映した産物だということがよくわかります。
 事情や言い訳はともかく、久しぶりの撮影となりました。何度か訪れたことのある、横浜市旭区追分市民の森です。菜の花の絨毯がそろそろ見られるかと思って、現地に着くとまだまだちらほらで、野菜としての菜の花畑状態でした。よく調べずに行くとこうなります。やはり勘が鈍っていて、ブレやボケの量産でした。撮影もスポーツと同じで、日頃の練習や鍛錬が本番で力を発揮しますので、カメラに触る時間が少ないほど、結果は悪くなるのがはっきりしていますね。
 桜も九州から開花し始めていますので、これから春本番となり、「撮影力」も本番に臨み、鍛え上げないといけません。(EOS 7D)

桃のつぼみが火が灯ったように、はじけていた

桜がまだまだのときに、救われる色彩だ

ちらほらと菜の花が咲いている

光に輝く花は美しい

野菜の畑のようだ
もしかしたら、天ぷらにして食えるかもしれない

数少ない花にミツバチはやってくる

ハエと同じく手を摺る蜂も愛嬌がある

さわさわと 春となりけん 花畑