2013年04月28日

上天気

 10日ばかり前にウィルス性の急性腸炎にかかり、下痢と嘔吐で激痩せし、といっても3キロほどだが、すっかり体が参ってしまっていた。これで三度目の急性腸炎である。今回は入院も点滴もせず、少し回復したあと、かかりつけの町医者に薬をちょっともらってどうにか現在は体調がほぼ戻ってきたところである。リウマチ治療のためのステロイド系の服薬を長年続けているせいで、免疫力が落ちており、ウィルス性の疾患に罹りやすい体質になっているようだ。それに加え、ダイエットも続けており、体重は目標値に達し、中性脂肪や総コレステロール、肝機能などすべて正常値を維持してきているが、やはり、体のエネルギーが不足気味だったことも今回の腸炎を引き起こした要因のひとつではないかと自己分析している。いずれにしても健康な肉体を維持し続けることが、いかに困難なことかが身に染みている。
 さて、世間では今日は連休2日目の日曜日。またとない青空が広がり、もう何も寒くはなく、お出かけ日和となった。混雑しないうちに鳥撮影に出かけた。海老名市にある三川公園である。以前、ここにはツバメ狙いで来たのだが、今回もそのためだ。結論から言えば、ほぼ全滅。たまに来て簡単に写ってくれるような相手ではない。他の鳥も撮ってお茶を濁した程度で本日は沈没。連休の谷間の平日にでも再挑戦してみるか。(EOS 7D)

 総理大臣始め、政府閣僚や自民党議員の靖国参拝等で、韓国や中国、はたまた同盟国の米国にも非難を浴びている。水面下で着実な外交を進めているというならまだしも、その気配すら感じられない。「脅しには屈しない」とか「侵略の定義は国際的にも定まっていない」とか、この人は結果を考えてものを発言しているのだろうか、と疑う。もし、あえて発言しているのであれば確信犯であり、致命的なミスを犯したことになる。北朝鮮的な瀬戸際外交でもやろうというのか。支持率の高さと株価上昇、円安を背景に過信した発言ではなかろうか。まだ三本目の矢の「成長戦略」は何ひとつ示されず実行もされていない。今回の株高は、外国人投資家がもたらしているもので、そうほど遠くないうちに陰りが出た時点で一斉に売られて、株価は大暴落する見込みだ。束の間のミニバブルで、以前よりさらに、混沌とした出口の見えない世の中へ逆戻りすることになろう。
 前の民主党政権が政治の素人なら、復活した安倍自民党政権は、国民の目を甘く見る素人集団だ。国民はいつまでもバカではない。沖縄県民は血が逆流する思いを今日はしたことだろう。何度も何度も使えない政治家を選ぶわけがない。憲法がこれらの政治家によって変えられることがあってはならない。

ムクドリはツバメより大きく、人の近くにいるので撮りやすい

今回のツバメはこれが限界だ

ほとんど偶然に写っていることを願うのみ

いずれも大いにトリミングしている

スズメで練習したりする

ちょっと離れた相模川でダイサギでも
見えにくいが、小魚をつかまえたところだ

アオサギも近くで魚を狙っている

堰から落ちる水しぶきが眩しい

燕舞う 風も穏やかに 卯月末