2013年05月14日

炎天下

 久々にカミさんと東京で「デート」でした(笑)。六本木の森ビルで開催されている「ミュシャ展」が目的です。二人ともアールヌーボーやアールデコが好きで、私はミュシャとかクリムト、ビアズリーなど19世紀末らしい雰囲気の画家が特に好きで、ビアズリーは学生時代の卒論のテーマにしたほど。ひどい卒論でしたが(*_*)。今回のミュシャは、華麗なアールヌーボーらしいリトグラフのポスターを始め、民族運動に傾倒していくミュシャのあまり知られていない側面も見ることができてよかったです。
 ま、それはともかく、今日はとても暑い一日で、炎天下に老骨にムチ打って歩きました(笑)。六本木から日比谷へ移動し、昼食をとったあと、東京駅横のKITTEの有名なスポットにちょっと寄りました。何しろ連れがいると、マイペースで写真は撮れないので、おざなりな写真になります。膝の痛みも出てきたので、引き返すことにしました。KITTEから半蔵門線の大手町駅を目指すのですが、これがひどくわかりにくく、くねくねで工事中の通路があったりでやたら地下を歩くのですね。東京の地下鉄は老人や障害者にはほぼ利用不可能なシロモノです。都心は若い健常者が仕事で働くための空間で、私たちには無縁になりますね。せめて文化芸能の施設がある場所には、車椅子でも行かれる配慮がされた街づくりをしてもらいたいものです。これからの時代はよりそうした需要が多くなるはずですから。
 ということで、ぐじょぐじょ、へとへとになって帰ってきました。たまに東京へ行くと刺激を受けて、何か心をざわつかせるものを持って帰ることができます。地元の公園ばかりにいると、カビが生えそうになるので、ときどき心をリフレッシュしないといけません。体調と相談しながら、また、東京の街歩きをしたいと思います。(EOS 5D)

ご存じ、六本木ヒルズ、森タワーの直下のクモのオブジェ
芝桜がよく手入れされていてまだ咲いていた

近くのビルの地下通路
こういう感覚が都会的でいい
田舎なら花だけで埋めつくすところだ

ポップな街並みがいい

ここは日比谷公園の古い事務所
今は結婚式場に使われている
隣りの「日比谷茶廊」で昼食をいただいた

もう有名になりすぎて、撮るのもはばかれる場所
KITTEの屋上庭園からの東京駅前

今日はせめてこんな具合でしか表現できない

かつての東京中央郵便局も変わったものである

炎天下 ボトルの水も 間に合わず(子規盗作(*_*))