2013年07月11日

開花前

 実に久しぶりの更新です。まったくもって、この夏の暑さときたら、あらゆる行為をしたくなくなるほどの暑さです。写真はまったく撮っていず、体力維持のために暑さが弱まってきた夕方近く、自転車か徒歩で少しばかり散歩します。暑さが弱くなってきたといっても、帰ってくれば滝のように汗は流れます。すぐさまシャワーでさっぱりとし、夕食につくという日々ですね。とてもではないですが、電車でどこかへ撮影に昼間出かけるなんて、不可能な状況ですね。もうサラリーマンの仕事などできる体力、忍耐力はありません。プー太郎だからできる気ままな過ごし方ですね。
 チャリ散歩のついでに、座間市の栗原地区のひまわり畑の様子を見に行ってきました。座間のひまわり畑に一番初めに咲く畑です。苗はすっかり大きくなって準備万端で、つぼみもかなり黄色味を帯びてきていますね。もう数日で開花し、1週間後には黄色い畑が目の前に広がることでしょう。(PowerShot S100)

 参議院選挙の公示がされてから1週間経ちました。21日が投票日ですね。自民党の圧勝が予想される状況下では、投票率も伸びないことでしょう。しかし、自民党が勝つのはやむを得ないとしても、「圧勝」だけは阻止したいところです。昨年の衆議院選挙で民主党を完璧に砕き、今度はねじれの生じている参議院で大勝利すれば、自民党安倍政権の長期化が保障されるようなものです。本当に国民はそれをよしとしているのでしょうか。
 景気の回復がなければ何も始まらないのは、資本主義経済の仕組みかもしれませんが、それのみが目的で政治家を選んでしまったら、その後から真の姿を現すであろう過去の亡霊をも国民は受け入れるということになるのですよ。今回の参議院選挙の自民党圧勝=軍国主義の復活、と極端な見方をしてもいいと思います。安倍さんが政権に返り咲いてから、半年以上経っているのに隣国の韓国や中国との首脳会談ができないままでいるのは、あまりにも異常です。各国の思惑もあることですが、日本がまず柔軟にならなくては、話が進まないでしょう。その辺の外交センスのある政治家が日本にはいない、ということでしょうね。
 とにかく参議院選挙で自民党を圧勝させてはならない、のがキーポイントです。自民党の暴走を止める役割を果たすべき同じ与党の公明党が大きな存在になると感じています。宗教政党は好きではありませんが、託すべきまともな政党が他にないというのが今の日本のお粗末な政治なんですね。民主党の3年間の政権時代に、国民はあまりにも政治に失望し、パワーのある政治に渇望しすぎて、安倍政権を選んでしまいました。この選択が正しかったかどうかは、近い将来に結果がでるはずです。とにかく、国民に唯一残され、最大の武器である、選挙権という力を最大限に利用するのが今回の参議院選挙であると思います。

ひまわりは背丈を伸ばして夏空を仰いでいる

開花前のガクのとげとげした様子もいい

そのとげとげの中にまだ赤ちゃんのひまわりが元気に飛び出すのを待っている

猛暑日 ひまわりひとつ 夏だより