2013年08月27日

横浜山手・印象

 ひところの暑さも治まり、今日は湿度も低く凌ぎやすい一日でした。久々に横浜山手の洋館めぐりをしてきました。建物そのものよりも部分的な描写や建物内部の様子を主体にして、印象深いものを切り取りたいと考えました。有名な観光地を最初に写真に撮ると、どうしてもガイドブックなどと同じスタイルになりがちですよね。
 それがどこかとわからねば意味がないような写真は、やはり、つまらない説明写真になって、私には撮りたくないスタイルです。自分流にすると、あざとい撮り方になって、ひねくれたものもあるでしょうが、要は面白ければいいのです。こういう目の付け方もあるのね、というようなものを目指したいと思ってますが、まだまだ納得できるものはほとんどなく、修行は続きます。(EOS 5D3)
 
 不安なことがまた勃発しようとしていますね。アメリカ軍によるシリア攻撃です。数日から数週間以内に実行される見込みとの話があります。ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領は、あまりにもバカげたそんな決断をするのでしょうか。誰のために攻撃をするのでしょう。シリアの反政府組織の人たちはそんなことを望んでいるのでしょうか。ピンポイントで爆撃したところで、多くの罪もない一般市民が犠牲になるのは、戦争が始まったときの必然的な結果です。
 そして、一旦戦争が始まってしまえば泥沼化し、政府軍も反政府組織もともにアメリカへ反感を抱くことになっていくことは、アフガニスタンやイラクのことからも明らかです。アメリカは、イスラム諸国からテロの恐怖をさらに何倍にもしていくことになるのでしょう。
 もし、アメリカがイスラム諸国から仕返しの戦争を仕掛けられたら、「集団的自衛権」を実現させたい今の安倍政権は、全イスラム諸国を敵に回して、アメリカのためにともに戦うことになります。こんなバカげた戦争に加担する可能性のある「集団的自衛権」は日本には不要です。日本は、こういうときこそアメリカに説教する必要があり、シリアとの間に入って何とか事態を鎮静化する役割を果たすべきでしょう。
 戦争ありき、で物事を進めれば破綻が必ずやってくるのは、これまで何度も経験済みのはず。アメリカはいつまで経っても学習効果がない軍事頼みの国でしかありません。

イギリス館の庭からのベイブリッジ

公園前のバス停、雲がワンポイント
今日は、雲がいい具合にあっていい

イギリス館の噴水

山手111番館、時計の上の子どもの像がちょっと不気味

山手111番館、薄暗い部屋は撮るのが難しい

山手111番館、洋館の窓辺はなぜか好きだ

外人墓地からランドマークタワーを望む
遠くのビルもなぜか墓標に見える

山手資料館

えの木ていは住宅用だった洋館をケーキがメインのレストランにした

えの木てい、開店準備中

えの木ていの庭席

エリスマン邸のイチョウ

ベーリック・ホールの玄関飾り

ベーリック・ホールのアーチ型の窓

ベーリック・ホールのこの飾り窓は、案内板などのシンボルデザインになっている

個人の洋館、いつも来ると撮ってしまう

カトリック山手教会のてっぺん

イタリア山のコーヒーショップに立てられた道案内がおしゃれだ

外交官の家のカフェテラスから

外交官の家、板戸の飾り彫

外交官の家、テーブルフワラー

外交官の家、花が飾れたのは八角塔の部屋

外交官の家、窓装飾がシンプルでいい

花がもう少しきれいだと映えるのだが、維持管理はたいへんだろう

もともと渋谷にあったものを移築した、外交官の家

同じイタリア山のブラフ18番館

ブラフ18番館、サルスベリが終わりに近かった

末日聖徒イエスキリスト教かいの尖塔、シンプルさがいい

横浜の山手はやはり異国情緒があっておしゃれな雰囲気がいい
山手十番館は昭和42年に建てられた洋館スタイルのレストランだ

外国人墓地前を行き過ぎる母と子も風景にしっくりとする

最後は港の見える丘公園のカップル
ちょっと微妙な距離感のぎこちない若者がいい

空晴れて 山手吹く風 夏終わる