◆2013.10.13

★湘南モノレール

 奈良旅行以後、久しぶりの撮影です。10月になっても30度の真夏日を超える気象庁始まって以来の記録が続いていますが、今日の湘南はさっぱりとした暑さだったように思います。さて、これまで乗ってみようと思っても乗る必要性がまるでなかった「湘南モノレール」があります。今日は、これに乗るためにだけ、出かけてみました。やはり、鎌倉方面を撮影のナワバリと自称する以上は、このモノレールに乗らないとモグリになりますからね(笑)。湘南モノレールは、大船駅から湘南江の島駅までわずか6.6km、8駅で15分足らずで走ってしまう。江ノ電の10.0km15駅、34分よりもずっと小規模で、観光が主の江ノ電よりも山坂の多い住宅街の便利な足になっている感じです。途中降りての撮影もあるため、ターミナル駅を往復すれば元が取れるフリ−切符を湘南江の島駅で購入。東京モノレールのようなレールの上に車両が乗っかる跨座式モノレールではなく、レールにぶら下がる懸垂式と呼ばれる形式を湘南モノレールは採用していますので、切符には「空中散歩と書いてあります。まさに「板子一枚下は地獄」とまではいかないものの、連結部の蛇腹の下に地上が垣間見えるとちょっと怖い(車両間の行き来不可)ですね。しかも、江ノ電よりもスピードがあって、時速60kmは出ています。車両が結構傾斜して走るスポットもあり、極度の高所恐怖症の人は乗れないかもしれません。江ノ島観光の後、ちょっと大船観音にでも寄って行こうかというときや、逆にJR大船駅からいつもと違うルートでモノレールを使って江ノ島方面に出るのもいいかもしれません。迂回するのを楽しみながら湘南観光を楽しみたいですね。(EOS 5D3)

何だかぱっとしないビルに湘南モノレールの一方の始発駅がある

当然だが、車両の下には2本のレールや枕木はない

連結器が上部に付いているのが特徴だ

街の道路の上を飛んでいくように走る

こんな風に傾斜するところがあるが、遠心力もあってか、さほど影響はない

緑多い鎌倉山を走る

単線のため、湘南町屋と片瀬山以外の途中駅では、往復の車両が同時に停車できるようになっている
日中は、7,8分間に一本のダイヤで運行が可能

頭上を車両が行き交うのは、非日常的な光景だ
 
ここもカーブで傾斜がきつくなっている
 
ぱっと見はロープウエイのよう
 
大船駅のバスターミナルから大船観音とともに
 
小さな小さな旅でした

秋晴れに 観音おわす 鎌倉路


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