2014年04月13日

桜・残り香

 こちら神奈川県央では桜が終わりの時を迎えています。いつもの地元の公園に珍しく日曜日に訪ねてみました。ほとんどのソメイヨシノは枝の一部に残すのみで地面のあちこちに花びらが憐れな最期の姿を見せています。また、公園には今がちょうど見ごろのチューリップが色とりどり咲いています。今日が最終となるであろう花見の客に散りゆく桜と鮮やかなチューリップの競演を披露しているのでした。(EOS 5D3)
 
 先日の小保方さんの記者会見を見て思ったのは、何というか、日本という国は先進国と言われるには、まだまだ幼すぎるという印象を持ちました。彼女自身の科学者としての未熟さというよりも幼さを感じ、また、小保方さんひとりを悪者にして逃げ切ろうとする理研という組織のお粗末な対応にも幼さがありますね。そして、「美しき若き女性研究者」の「涙の反論」に群がる科学とは無縁の記者やテレビのお祭り騒ぎのような男中心社会の幼さ。こんなレベルの日本の現状に改めて落胆しましたね。今の日本政府そのものにもそんな幼さを感じているのは、私だけでしょうか。ただ、幼さという問題は別にして、STAP細胞の存在を信じたい気持ちにはなっている。


まだ、しっかりと花の残る枝もある


風が吹くたびに花びらを落としていく


蕗の葉にひとひら落ちた


公園内ではあちこちにチューリップが咲く


桜とは対照的な派手な花だ


日曜日とあって平日には見られない若い女性の姿も


飼い主が記念撮影するため、ワンコたちはお行儀よく並んでいた


シャガが遅いが見ごろとなってきた


梅が早くも若い実と眩しい新緑をつけていた

桜散り 夢見し人の 去り行きて