◆2014.6.14

★夕焼けと満月
 
 満月は夕べのことでした。雲が混じりながらも時折り、すっきりと夜空が晴れ渡り、真ん丸の満月が煌々と照りゆく梅雨の晴れ間の夜もいいですね。そして、今日は梅雨の中休みなのか、すっかり朝から爽快な夏空を見せた一日でした。夕方に久しぶりに西の空が赤く染まる夕焼けを見ました。明日も暑さが増すお天気なのでしょう。(EOS 5D3)
 
 世の中は、サッカーのワールドカップで話題が盛り上がっていますね。野球もサッカーにも大して興味がない私には、とりあえずは日本を応援しておきましょう、というくらいなもの。地元ゆかりの川澄奈穂美選手らがいる女子サッカーの方がまだ思い入れはあります。こんな能天気な話題の横で、「解釈改憲」による集団的自衛権容認の閣議決定が、公明党の腰砕けによって、まもなく実現されようとしています。日本はようやく築きつつあった「日本式の民主主義」を太平洋戦争の敗戦後69年を待たずに、自らの手によって葬り去ろうとしています。「限定的」が限定的のまま終わるわけはなく、際限なく閣議決定は繰り返され、若者は教育によって懐柔され、18歳で自民党による憲法改正案に賛成の一票を投じ、戦場で命を落とすことになるのでしょう。第二次安倍政権が登場した当初から懸念していたことがついに、実現していくことの強烈な恐怖感、失望感、喪失感に苛まれている自分がいます。この国の国民はなぜもっと怒らないのか!諦めたときから戦争は始まっていくのだと思います。私自身がもっと意思表示していくことから始めたいと考えています。

今日の夕焼けは美しい
平和ないっときの夕焼けは、どんな宝石よりも美しい

昨夕の満月
月は絶えず満ち欠けを繰り返す
満月のあとは、欠けて細りやがて消えて見えなくなり、
また、うっすらと細い月からその命を再生させていく
それをまた待つしかない

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