2014年06月18日

今年の梅仕事

 梅雨の真っ最中に考えるのは、今年の梅干し作りをいつ始めるか、それが我が家の6月の最重要課題です(笑)。今年は梅の旬がやや遅いとの話です。以前、和歌山県で南高梅を栽培している農家から完熟梅を購入したことがありますが、そのホームページからの情報です。この梅農家は最近値段が上がり、今年は3Lで1キロ1,800円もします。今は隣り駅のスーパーで割と良い南高梅を販売していますので、ここの値段の推移と供給状況をチェックしながら購入時期を判断します。近ごろは梅酒は手作りしても、梅干しまで手作りする家庭は少なくなっているようで、それに伴って梅干しに適する梅を販売するスーパーも少なくなっていると感じます。自分で梅干しを作るという我が家の年中行事も、終わりになるときがそろそろ来そうですね。
 では、いつ終わりがくるかわからない梅干し作り、今年はいつ始めるか、「今でしょ!」と今日あたりが限界と判断しました。スーパーの野菜担当の人は、「梅は急に終わっちゃうんでね」と一昨日言っており、また、他のスーパーもすっかり梅関係がなくなっています。3L、1キロ750円を10キロ午前中買ってきました。まずは、ヘタを竹串で取り除きます。そして、青い梅がかなり含まれていますので、1、2日「追熟」させます。今回は、作り方を例年と少し変えて、じっくりと時間をかけて作る予定です。3カ月はかかることになりますが、よく染まって柔らかい赤ジソ漬けの梅干しができるのを楽しみにしています。退屈でしょうが、梅干し作りレポートをたびたびお届けすることになります(笑)。(EOS 5D3)


竹串でヘタを取った梅を追熟させる
君たちはまだ青い、のだ


成熟したらちゃんと一人前とみてあげよう
それまではじっと、その時を待つのだよ


梅漬け用の赤ジソと粗塩、それに消毒用の35度の焼酎が必要
赤ジソの出番は今回は、一度干した後に使うことになる

小雨降る まだ梅青し ときを待つ