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たまには車ではなく電車で行ってみようと、小田急江ノ島線とJR東海道線、横須賀線を使って北鎌倉へ行ってきました。久々に乗る朝の通勤時間帯の電車はかなりきつく感じました。午前8時半には北鎌倉駅には到着したのですが、梅雨の晴れ間の蒸し暑さもあって、かなりへばっていました。やはり、もう宮仕えは無理です。サラリーマンから石でもぶつけられそうなこと言ってますが、人もまだまばらな円覚寺をゆっくりと歩き始めました。朝日がまだ眩しく感じられる時間にお寺にいるというのは、新鮮な気持ちになります。と、汗を拭きながらのんびりしていたら、小学生の修学旅行の団体がグループに分かれて、次々と後から追い抜いて行きます。次は中学生の修学旅行。次はおばさまのグループ、白人の外人さんのカップルが複数組などと次々湧いて出てきます。仕方ありません。ここは日本有数の観光地鎌倉、アジサイのトップ・シーズンなんですからね。ひととおり見て帰るころには、入口は行列になっていました。
次は明月院かどうか、思案しつつ横須賀線沿いに歩いていくと、以前から気にかかっていた「北鎌倉古民家ミュージアム」で「あじさいの小径とあじさい展」というのをやっていたので、500円払って入ってみました。さまざまな種類のアジサイの鉢植えや植栽が古民家の中や庭に所狭しと置かれていますが、うるさくなく、とてもよく手入れされていて、見事です。ここも人が増えてきたため、もう明月院はたいへんなことになっていると思い、断念し、北鎌倉駅近くの踏切まで引き返し、東慶寺に行くことにしました。もちろんここも人でいっぱい。午前10時を過ぎたら、トップ・シーズンの鎌倉には長居は無用です。何とか写真を撮ってそそくさと帰宅の途に就きました。
今日は夕方に小田急の相模大野駅で脱線事故があって、たいへんなことになっていますが、さっさと切り上げて帰ってきてラッキーでした。乗っていた電車から降ろされて歩くなんて真っ平ですからね。本当にサラリーマンの方々には頭が下がります。(EOS
5D3) |
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円覚寺はやはり山門が一番
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この山門を眺めるために来ていると言っても過言ではない
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山門は木々の間から見るのがよろしい
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向こうに見えるのは円覚寺の本堂仏殿
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定番のショット、方丈手前の門
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奥の黄梅院まで辿りついた
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ホタルブクロがあちこちで咲いている
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仏日庵をちょっと外から覗いてみる
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仏殿の脇に説教や座禅のお知らせの板書と
「坐禅」の文字が凛としていていい
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居士林近くに石仏があった
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ここは「北鎌倉古民家ミュージアム」
アジサイ尽くしの展示がされている
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ミュージアムの庭には石仏もある
これは双体神だろうか
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これは地蔵様であろう
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建物の周囲にぐるっとアジサイの珍しい鉢植えがあるが省略
入口近くの吊燈籠がちょっとよかった
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北鎌倉駅近くの円覚寺の池まで戻った
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すぐ近くにこの東慶寺はある
ここはかつては駆け込み寺、縁切寺と言われた女性センターだ
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やはりこの寺でも主役はアジサイだ
でもさり気無く
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竹垣の背景がよく似合う
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東慶寺はいつも花が華やかでいい
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金仏
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塀の軒瓦がよく見える位置が好きだ
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寺の街なので仏さんは撮っておこう(笑)
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秋には見事に赤く染まるカエデの老木も今は若い葉を付けている
紫陽花を 楽しみつつも 苦しみも
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