◆2014.6.26

★梅干し途中経過
 
 今年の梅干し、もしかしたら初めての失敗作になるかもしれません。まだ青い梅があるので「追熟」ということで購入日から2日間ほど寝かせることにしたのですが、いくつかの梅がすぐに青黒く変色し始めていました。「これは、まずい」と35度の焼酎を度々吹きかけましたが、ヘタ部分や傷んだキズ跡に白いカビがでてきてしまったのもありました。しかし、カビたものを取り除き、2日後に水洗いして梅に対して20%、2キロの粗塩で漬け込みました。3日ほどしてようやく水が上がってきたのでひと安心です。そして漬け込んで1週間して、重石と押さえ蓋をはずして様子を見ると何とか漬かりつつある感じです。変色したものは、やはりそのままですが、最終的に赤ジソで染め上げたら、どんな結果になるかが不安なところですが、今年はこのままいくしかありません。
 今年の教訓としては、追熟させる場合は、焼酎をまずふりかけ、その後も、傷みやカビが生じないよう、頻繁に焼酎を霧吹きで吹きかけ、1日だけの追熟にしておくこと。これは、来年また作るとき用の自分のためのメモです(笑)。(EOS 5D3)

 そういえば、サッカーのワールドカップで日本は早々と1次リーグを1勝もすることなく敗退しましたね。ヨーロッパなどで活躍する国際級の選手を揃え、ブラジルでは専用のサッカーコートやトレーニングマシン、娯楽室、そして特別にジャグジー風呂をつけさせたリゾートホテルを決勝戦まで貸し切り、専属のシェフや医療スタッフなど考えられるあらゆる措置を講じたはずでしたが、結果は長友の涙という哀れなものでした。
 サッカーのことはよくわかりませんが、今の日本男子サッカーチームと安倍自民党政権と何となく重なって見える気がするんですね。日本国内では勇ましく鳴り物入りで最強の布陣と見えたものの、世界ではまだまだ通じない井の中の蛙状態であったことを改めて思い知ったということでしょう。日本のチーム(政権・国力)は他の強国に比べれば、体力(資源)もスピード(迅速で適格な判断)も劣ることは間違いない事実ですね。そのハンディを乗り越えて、日本が勝ち進むには、独特のチームワークによる連携プレーと優れた小技を駆使することによって、個々の力以上のものを全体として発揮できるのが得意分野であったはずです。しかし、そのチームプレーが発揮できず、個々の空回り(自民党の独走、公明党の優柔不断さ)によって、自滅しようとしています。世界の中の日本というものをもっと意識しなければ、本田(安倍)や大久保(山口)がいくら張り切ったところで敗退するのは、素人感想ながら初戦コートジボワール戦(政治的な初戦は今のところ不明)を見ていて何か予感があった気がします。ちょっと逸れますが、女子サッカーとは全くいっしょにできる話ではないでしょうけど、澤や宮間がいる「なでしこジャパン」の方が日本人らしい見事なチームプレーを展開できているように見えます。やはり、世界の指導者を男から女性に総取っ替えすれば、野蛮な戦争はほとんど消滅するでしょうに。
 「過ちて改めざる 是を過ちという」という論語の言葉は、サッカーの日本男子チーム、そして、安倍政権に今贈りたい言葉ですね。先ずは何が「過ち」なのかを自覚することから始めるしかありません。東京都議会のアナクロなセクハラ野次も含めて、「何がどう過っているのか」を知らない人間がこの国や首都を治めているのがとてつもなく恐ろしい限りです。

水が上がってきてようやくひと安心

黒ずんでいるのがあり、ちょっと心配

水あがり 樽覗きては 霧を吹く


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