◆2014.9.18

★秋・彼岸前に
 
 今年の9月は、去年に比べると残暑が短いようですね。過ごし易くなってきたものの、義母の認知症の対応で、なかなか近場でも撮影に行くことができません。今日は午前中車に給油するついでに、少しの時間いつもの公園(大和市泉の森)へ彼岸花の様子を見てきました。引治川沿いの歩道を挟んだ斜面に白花と赤花が群生しています。白花がほぼ満開で、赤花はまだ5分程度。久しぶりに緑のある自然の中に身を置いた感じです。彼岸花の独特の形状は、別名の「曼珠沙華」と言われるように、仏教世界に咲く花のイメージを抱きます。白花は園芸種のようですが、赤い元来の曼珠沙華は派手な色合いと形状が逆に、厳かな雰囲気の中にも華やかさがある仏教絵巻の中にでもありそうで、好きな花の代表のひとつです。いつも携帯しているコンデジでの撮影です。(PowerShot S100)
 
 義母はようやく要介護2の認定結果となり、以前、私の母がお世話になった施設に頼み込み、来週から週3日のデイサービスから始めるところまできました。昨日は見学として初めて義母を妻と3人で施設に連れて行き、ボランティアさんの尺八や三味線の演奏を聞いたり、歌ったりしているところを見て、楽しそうな印象を持ってくれたのが幸いでした。妻の心身の負担が少しでも減ることができれば、気が少しは収まりそうです。多くの家庭でさまざまなケースで親を介護していく私たち子どもがさなざまな状況で苦悩しているはずです。親子が怒鳴りあうような、認知症さえ解決されれば、どんな労働もかなり精神的負担が軽減されるので、そうした予防策や特効薬が早くできるといいですね。試練はまだまだ続きます。

群生地の白花の彼岸花が見ごろを迎えていた

群生地とは別の公園内でポツンと白花が咲いていた

赤花がまだ5分咲き程度なので、彼岸入りしたころが見ごろだろう

上から見る彼岸花が好きだ
この独特の形状は、ユリ科に近いらしいが、ヒガンバナ科として独立している

通りかかった散歩する人たちはケータイやデジカメで写真を撮っていく

彼岸花の群生地の中にツリガネニンジンが清楚な紫を際立たせていた

宙吊りの枯れ葉を見つけると撮影したくなる(笑)

秋彼岸 義母(はは)に毎日 飯届け


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