2014年12月19日

葉山森戸神社と富士山

 10月半ばに訪れた葉山の森戸神社でしたが、実は富士山の絶景で知られる名所です。そのときは雲に隠れて富士山は見えなかったこともありますが、まだ冠雪していなかったのでタイミングを待っていました。ようやく爆弾低気圧も去り、すっきり晴れ渡り、雲もない今朝の天気を見て車を飛ばしました。行きは2時間近くかかってしまいましたが、その後昼食をはさんで、じっくりと撮影する時間を得ることができました。こうして写真になってしまうと同じ写真ばかりで大して面白味は感じられませんが、現地にいるといくらでも時間を過ごすことができそうです。富士山、海、江の島、鳥居、裕次郎灯台、漁船などなど、見ていて飽きることはありません。時間帯をずらしたり、季節ごとに撮りたいスポットのひとつとなりました。(EOS 5D3)

鳥居と裕次郎灯台を入れて、雪を冠した大きな富士を撮りたかった

まずは、森戸神社前の海岸に降りる
10月にも撮った同じ位置から

狭い砂浜の真名瀬海岸を歩いて行く
いい具合の岩場が手前に現れる

これから出港する漁船が彩りを添えてくれた

海岸近くに住むおじさんと話をした
稲藁(いなわら)の束を海水に付けていたので「何しているのですか」と声を掛けた
正月飾りの注連縄(しめなわ)に使う藁を清めていたという
葉山町で小さな田んぼでもち米を作っている人から藁を買うそうだ

神社の方へ戻る
神社の参道から森戸海岸へ出る朱塗りの「みそぎ橋」を渡ってみた

森戸海岸から見える風景
岩と富士山と江の島に鳥居があれば充分に絵になる

駐車場方面から松並木と富士を見る
江戸の浮世絵にでもありそうな眺めだ

神社の裏手の松越しに見るのも最高にいい

千貫松という名物の松も入れて

撮影中に昼になったのですぐ近くのデニーズに入った
動き回っていたため寒くはなかったのでテラスで昼食にした
もちろん、この絶景を撮りたかったからだ

ランチはお手軽な日替わりメニューを注文
絶景を愛でながらの食事は至福のときである

森戸にて 雪添えた富士 味わいて