2015年01月10日

小寒過ぎの泉の森

 いつもの公園で久しぶりにジョウビタキに出会った。公園内の一画に梅林があって、ここをなわばりにしているらしいメスのジョウビタキを見つけた。大陸の北部から温暖な日本で越冬するために渡ってくる。オスは目の周りが黒いが、メスは淡い褐色をしていて可愛らしさ満点な鳥だ。
 大寒は今月の20日、本格的な冬はまだまだこれからなのかもしれないが、幾分か日が延びてきたせいもあり、気持ちが少し春めき始めているのも確かである。穏やかで静寂な公園で植物や野鳥たちが生命の営みを繰り広げているのを垣間見ると、自分もひとつの生命体として自然や地球に生かされているのだと改めて実感する。少々の寒さは我慢して、また生き物たちの営みを観察させてもらおう。(EOS 5D3)

ジョウビタキのメスだ
穏やかな瞳がいい

木に近寄るとロウバイが気品高く香ってくる

ロウバイには青空がよく似合う

薄く張った池の氷が融けかけていた
何かの葉っぱが化石のように閉じ込められていた

霜柱も日陰ではまだ残っている

蒲の穂が綿毛を飛ばしていた

流れが緩やかな川面には公園の木々が映っている

近くの飼い猫だろう
風のない午前中の陽射しは暖かくていい

カルガモが澄み切った川を泳いで行く

誰かが置いたエサにメジロがやってくる

近くのキンカンが色づき始めたので、ヒヨドリが味見に来た

羽の模様がわかるこの見返り美人ポーズがいい

  ボケてブレているが、ジョウビタキの動画でも

たまたま飛んだのが撮れたが、枝が邪魔だ

今日はジョウビタキ・デーであった

小寒過ぎ 寒さ緩みて 小鳥鳴