2015年01月29日

厳寒の候

 大寒も過ぎ、いよいよ立春も間近となってきた暦の上の話ですが、明日午前中には関東の平野部にも積雪が予想されるとのこと、用心しなければなりませんね。今月半ばから急に右膝が強烈に痛み始め、三日三晩悶絶しそうなくらい苦しみましたが、大分落ち着いてきました。私の持病である慢性関節リウマチは、私の場合ちょっとした寒さの変化や投薬の変化で、疼痛が激化したりすることが何年かに一度あります。
 トイレにしゃがむ場面など、膝を動かすと古い木戸を開け閉めするときのようなギシギシとした鈍い音が周囲の人間にも聞こえます。何とか10日余りで杖を突きながらよちよちと歩けるようになり、また、車もブレーキを踏み込めるので運転が可能になってきました。人生の半分をこの病気と付き合っており、こうした突発的な激痛は避けることができません。義母の認知症の状況が日々悪化している中で、妻にはほんとに余分な負担を掛けることになり申し訳ないことをしています。ようやく食後の片付けができるようになってきたので、子猫の手ぐらいには戻ってきたかもしれません。
 そんな中、自主リハビリを兼ねていつもの公園にほんの少し出かけてみました。10分少しの散歩でしたが、杖を片手にコンデジで撮ってみました。空気は冷たく、頬がこわばるような寒さでしたが、よく晴れた冬の陽射しに救いがあります。体も心も開放される今年のほんとの春をひたすら待ちわびています。(PowerShot S100)

見た目には穏やかな冬晴れの公園だ
今日は寒く散歩する人も少ない

流れが緩やかな引地川はカルガモたちの溜まり場だ

チュウサギぐらいのサギが川の浅瀬でエサを漁っていた

春よ来い 寒強き空 雪迫る