2015年02月19日

梅一輪

 今日は二十四節気の「雨水」です。空からは雪が雨になり、積もった雪も溶けはじめるころと言われますが、ようやく、こちらも「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」といった季節になってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」にはまだほど遠い三寒四温の始まりといったところでしょうか。またもや久しぶりの撮影、それもいつもの地元の公園です。もうすっかり梅が咲き渡っているかと思ったら、ここでは、まだ、ほんの「一輪ほど」でした。雪が積もりそうな天気が何度かありましたが、もう、こちらでは大雪になるようなことはないでしょう。実感としての春がようやく姿を現した感じです。
 私の右足の痛みもかなり治まり、やや引きずるようですが、杖はなくてもしばらくの間は歩けるようになりました。公園内では木のベンチに時々腰を下ろして休憩しながらの撮影です。野鳥たちがたくましく生き抜いています。木々は花芽をつけ、やや膨らみも増しています。こうした生き物たちを眺めていると、心に平安がもたらされますね。自分も自然の一部なんだと改めて再認識します。(EOS 5D3)
 
 義母が今月上旬にグループホームに入所したのも束の間、翌日見舞いに行くと義母の左半身の動きが悪くなっており、言葉も出ません。ホームの担当医の勧めで市立病院へ救急扱いで搬送し、診てもらうことになりました。前にも脳梗塞もやっているのでCTで検査すると「慢性硬膜下血腫」ということで、その晩に緊急手術することになったのです。自宅やショートステイ先で目を離したときに転倒し、頭を打ったのが原因と思われます。頭蓋骨と脳との間に血が溜まり、脳が圧迫されて変形し、麻痺を起しているとのこと。頭部に小さな穴を開け管を通し、その血を吸い出して脳が元の形に戻るようにするのです。
 幸い手術はうまくいき、病室に戻ったときには会話もでき、左手を動かすこともほぼできるようになっていました。一週間ほど入院し、退院後はグループホームに戻り、少し落ち着いてきました。また来週にも、CTで様子を診ますが、再発する可能性は高いようです。でも今は楽しそうに他の人と会話しながら過ごしているので、これで今はよしとしたいですね。

一輪ほどの・・・でも、今日の午前中は結構あったかだった

コサギが下の池でザリガニを捕まえた
大きすぎて持て余している?

ヤマガラがエサをくれると思って近づいてきた
くれないとわかったのか、怒っているようだ

シジュウカラも目をまん丸くして近づいてくる

去年のガクアジサイが枯れたまま残ってる
前にも撮ったが、こういうのが好きだ

ムクドリは集団で行動していることが多い

いつものとおり、公園の空には飛んでるムクドリのような怪鳥が静寂を壊して去来する

鳥のトビモノはこの程度
飛んでるヒヨドリがいっぱいいるのだが、ピントが合わない

梅一輪 晴れの雨水で 暖かし