2015年04月23日

ようやくの春日和

 昨日あたりから晴れ間が広がるようになってきた。今年の4月は天候不順で、「春に三日の晴れ間なし」どころか一日半の晴れ間もない日々だった。気がつけば来週からゴールデンウィークが始まる。かくも月日の流れるのは早い。ぐずぐずしているとあっという間に夏が来て、秋になり、冬が来て年が明ける。持病を持つ身ではからだの衰えは、年齢とともに実感として年々重みを増して感じざるを得ない。
 だから春はことさらに貴重なのだ。新しい命の芽吹くこの季節に活力を貰い、少しの糧として改めてこの先一年を何とか生きてみたい、そう感じさせてくれる新緑の候なのだ。ひとときの桜を愛でたかと思うと雨が降り続き、悶々とした時間が流れていた。家事もいろいろあったので、ようやく今日、地元の公園ではあるがマクロレンズひとつ着けて、私が感じた身近な春をスケッチしてみた。(EOS 5D3)

午後も遅くなったので西日がミズキの葉を照らす

まだ瑞々しい葉っぱたちが好きだ

日陰の土手にシャガが群生していた
華やかな花なのにひっそりと咲いている

花の裏側から見るのもいい

ワカバグモらしい
アジサイの葉の上、下を忙しく動き回る

ホソヒラタアブの翅がいい

新緑のカエデもいい

なぜかこの木の根元が目に付いた
春夏秋冬、オレはここにいる

オオデマリがアジサイの先を越して雰囲気を作っていた

タンポポの綿毛を見つけると、こうして撮ってしまう

クローバーにも春を感じさせてくれる

春荒れて 晴れ間にひとつ 花見つけ