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昨日あたりから晴れ間が広がるようになってきた。今年の4月は天候不順で、「春に三日の晴れ間なし」どころか一日半の晴れ間もない日々だった。気がつけば来週からゴールデンウィークが始まる。かくも月日の流れるのは早い。ぐずぐずしているとあっという間に夏が来て、秋になり、冬が来て年が明ける。持病を持つ身ではからだの衰えは、年齢とともに実感として年々重みを増して感じざるを得ない。
だから春はことさらに貴重なのだ。新しい命の芽吹くこの季節に活力を貰い、少しの糧として改めてこの先一年を何とか生きてみたい、そう感じさせてくれる新緑の候なのだ。ひとときの桜を愛でたかと思うと雨が降り続き、悶々とした時間が流れていた。家事もいろいろあったので、ようやく今日、地元の公園ではあるがマクロレンズひとつ着けて、私が感じた身近な春をスケッチしてみた。(EOS
5D3) |
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午後も遅くなったので西日がミズキの葉を照らす |

まだ瑞々しい葉っぱたちが好きだ |

日陰の土手にシャガが群生していた
華やかな花なのにひっそりと咲いている |

花の裏側から見るのもいい |

ワカバグモらしい
アジサイの葉の上、下を忙しく動き回る |

ホソヒラタアブの翅がいい |

新緑のカエデもいい |

なぜかこの木の根元が目に付いた
春夏秋冬、オレはここにいる |

オオデマリがアジサイの先を越して雰囲気を作っていた |

タンポポの綿毛を見つけると、こうして撮ってしまう |

クローバーにも春を感じさせてくれる
春荒れて 晴れ間にひとつ 花見つけ |
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