2015年06月11日

麻溝公園アジサイ

 今日が暦の雑節では、「入梅」となっている。二十四節気や五節句の他に、この入梅や八十八夜、彼岸など18日から23日程度の季節の特別な日を加えることになっているようだ。地元の寿司屋からもらう日めくりカレンダーにはちゃんと載っている。今さらだが紙の日めくりカレンダーは味わいがあっていいと思う。小さいのでデスクトップ・パソコンの本体の上に乗せてある。
 細かく紹介すると、西暦、平成の元号年と何と昭和なら何年も記してあり、今月の月名と水無月などの和名もある。大きく日付と曜日、旧暦の月日、二十四節気等の暦名、今日の記念日、一粒万倍日など開運日、今日の干支、九星、六曜、二十八宿など占い系、月の満ち欠けの図と名称、それに、今日の格言となっている。ちなみに今日の格言は「天災は忘れた頃にやってくる」となっている。しかし、この格言は最近では「天災は忘れないうちにまたやってくる」に修正すべきかもしれない。今日の始まりに日めくりカレンダーをじっくり覗いて見るのもいい。
 昨日の横浜でちょっと疲れもあったが、少しばかり隣り街のアジサイを見に行くことにした。相模原市は市の花をアジサイにしており、あちこちにアジサイが植えられており、麻溝公園には多品種のアジサイを一堂に見ることができるエリアがある。久しぶりにまたマクロレンズも使って撮影したが、小さな世界に奥深い自然のなせる巧みの技が凝縮された美しい世界が広がっているといつも感じる。今月は暦の上では22日が夏至となる。(EOS 5D3)

ガクアジサイの変種だろう
夜空を彩る花火を無理矢理に固めたらこんな形になるか

公園に続く道にアジサイがずっと植栽されている
グリーンタワーもすっかりシンボルとなった

土壌によって花(ガク)の色は異なるという

公園内にあるミニ動物園の馬たち

間近に馬を見られるのがいい

小さい子はポニーに乗せてくれる

様々な品種が見られるアジサイ園の一画
相模原北公園はもっと大規模にアジサイが植栽されている

マクロレンズの世界が好きだ

通り過ぎていた小さな世界が奥深く見えてくる

自然はなぜこの形でなければならなかったのか必然性があるのだろう
たとえ園芸種であろうとすべてに手を加えることはできない

鮮やかな青が薄暗い緑の中で輝いている

スピルバーグの「未知との遭遇」の宇宙船のようだ

小さな世界はどこか宇宙に似ている

紫陽花の 遠き宇宙に 思い馳せ