2015年08月21日

町田雑歩

 東京都町田市のカメラ店へ写真の材料など買い出しに行くついでに、以前にも歩いた駅周辺を雑歩してみました。「雑歩」という言葉を思いつき調べてみたら、ネットではすでに多く使われていました。デザイナーの話ではないですが、独自と思っても同じようなこと考える人は世の中いっぱいいるのだと思った次第。
 町田市は東京といっても神奈川県央に暮らす者には、ほぼ神奈川県扱いで、昔からちょっとお出かけは横浜か町田かといった感じであり、東京まで行くという感覚はありません。町田の駅周辺も再開発が完了したのでしょうが、相変わらず雑然とした様子がいいですね。きたないところがあちこちに残ってしまっているのが、生きている街として重要な気がします。横浜のMM21や東京臨海副都心のような高層ビルのみが林立する新たな埋め立て地では、路地裏は出現しないため、雑歩したい魅力ある街には成り得ません。慣れ親しんだ街をときどき記録しておくのもいいでしょう。(EOS 5D3)

JR町田駅に近い道路の上の広場
シンボルのモニュメント

JR横浜線

こういう雑然感がいい

路地裏に入ればこんな感じの店も

この意味不明の絵も残っている

お札でできた玄関カーペット?

酒場が続く

古い木造店舗が壊されていた
一時、駐車場となり、また、何かのビルになるのだろう

落書き風のシャッターイラストもいい

こっちは招き猫だ

町田で唯一残るアーケードでもない屋根付き商店街

売れているからやっているのだろう

11時前なので開店前の店舗が多い

タイ料理屋さん、食べるところは左手に

水産加工品の店のようだ

こういう雑貨屋さんがいい

出口では、ちゃんと挨拶される

小田急の駅に向かう通り
店舗は入れ替わっているのだろうが、雰囲気は変わらない

周囲との調和とかそれぞれで無視しているとこうなるのだろう

飲み屋、パチンコ、風俗などきたない街にはよく似合う

やたら看板だらけである

この一画はほんの少しおしゃれだったが、町田では無理がある

この街には靴屋が多い

ちょっと路地裏に入る

カラオケとサラ金もいいな
ほとんど自虐的だが

まあ、だんだんこうなっていく

小田急町田駅に来た

このMの字は生き残れるのだろうか

小田急からJR方面に向かう連絡通路
ビルの壁面に造られた長い横断歩道橋のようなものだ

こんな感じでつながっている
以前、小田急「新原町田駅」と国鉄「原町田駅」間は、
暗く細い道で離れており不便だった

JR町田駅前広場

古き日を 今にとどめし 原町田