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昨夕のオスプレイの夜間飛行訓練と思われる行動に怒りが沸騰してきました。今日は昼間の様子を見に行きました。厚木基地の北側のある国有地を払い下げられ、整備された大和市営の公園です。ここは、厚木基地に飛来する軍用機を撮影できるマニアのスポットのひとつです。
今日は雨ときどき曇りの天気で公園にはそれほど多くの人は来ていませんでした。基地の爆音に反対する組織の人々が数人、どこかの自治体職員らしき人が二人、あとは軍用機マニアが７，８人いたでしょうか。
撮影ができたのは、ちょうど二機目のオスプレイが飛び立とうとしているところでした。ほとんどニュースになることもなくなり、なし崩し的にオスプレイがここに来ることが常態化され、周辺自治体による抗議のメッセージも発せられません。
ところで、現在参議院で審議中の安保法案や日本の憲法、戦争時代と現代といった日本が抱える基本的な問題、悩みに関して明快な提言をしてくれる日本人はいないのでしょうか。私は安保法案に反対する立場になりますが、そうではなく、反対でも賛成でもなく、別に考えを提示し、次に進むことができる賢者はこの日本にはいないのでしょうか。
人は物事を思考するとき、何かに寄らねば自分の立ち位置が不安定で居心地が悪いものです。安倍さんらは、軍事力を強化し、日米が強い連携を持つことによって戦争を防ぐことができると言ってます。一方で反対する人は、戦後定められた日本国憲法、特に戦争放棄を謳った第９条をこよなく愛し、何が何でも安保法案に反対しています。この二元論的な発想でしか物事を考えられないのはあまりにも精神的に貧しい状況だと思います。中には、安保法案には反対するが、第９条を改正し、はっきりと国防軍を持つべきだという人もいます。これも武力を背景に物事が進むことが前提となっており、根本的な解決策ではないでしょう。
そう、答などそんな簡単に決めてはいけないということなんだと思います。現在の未知数の中国、ロシア、北朝鮮の脅威を念頭に置くこと自体の前提条件が違う気がします。まだまだ賢者は出現せず、多くの国民の頭を悩ませる日々が続きそうです。（EOS
5D3） |
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