2015年09月15日

南林間ぶらり

 以前にも自分の住んでいる周辺を撮影したが、そのときはコンデジだった。今回は、デジ一でカッチリ撮ってみた。同じ被写体もあるが、散歩がてらにいろいろ撮ってみると、以前とは少し変わってきていることがわかる。この南林間という街は、かつては高級住宅街であったが、すっかり小さな区画の戸建てとマンションになり、東京のベッドタウンとなった。
 しかし、その役割も終わりつつあるのか、多くの商店は飲食店になり、住居もコンビニや駐車場になっているところが増えてきた。小田急江ノ島線の南林間駅は、急行は停車するが、新たに設けられた「快速急行」は停車しない。他の路線に乗り継ぎのない駅は停めないのだ。だんだん廃れつつあるのがわかる。写真を撮っていても人が少ないと感じる。それでも、ここに30年以上住んでいると何となく愛着もあり、暮らし易いと感じている。(EOS 5D3)

小田急江ノ島線南林間駅西口
小さな駅ビルと駅前広場

自宅近くにちょっと洋風っぽい住宅ができた

唯一残る昔ながらの区画のお屋敷

産婦人科専門の愛育病院
他市からも来て、ここでお産をする女性が多い

甘い香りがすると思ったら金木犀が咲き始めていた

プロテスタントの教会
そこが運営する4月に改築オープンした認定こども園(奥の黄色の建物)

駅近くの飲食店
右側がタイ料理の「イーサン食堂」、左側は立喰いそば屋「万福」

ここは以前からこのまま
後ろに細長い賃貸マンションができた

あやしげなパブも昼間はパッとしない

この一画がもっとも好きな場所だ
このラーメン屋と食堂に入る勇気はない

この花屋は駅前の一等地にあり、小規模ながら結構繁昌している

この日高屋は、以前ケンタッキーだったが、若い人が少ないせいか撤退した

朽ちていくさまを見ていたいようだ

駅前広場にあるモニュメント
南林間在住の鍛金彫刻家安藤泉さん製作

この店舗のデコレーションがちょっと面白い

アメリカンスタイルのレストランだそうだが、入ったことはない

ほぼ「絶滅危惧種」の雑貨屋さん
「文化家庭用品店」というのが時代を表している

とにかく地元のレストランには入った試しがない

さきほども登場したこの看板だけ残るパブのある風景がいい

韓国パブというヤツだ

駅前通りから南林間駅を眺めたところ

相変わらず、この看板があった
現在でも「軍人専用住宅」いわゆる「外人ハウス」が多少残っている

このビルにはゴリラがまだいた

個人で開いているこの辺唯一の魚屋さんだ
近くの八百屋さんは店じまいしてしまった

鋭角に交差する道路の三角地はこんな店舗になる

裏町っぽい感じがいい

近くの空き地では工事が始まっていた
マンションでも建つのだろう

アンタッチャブルな世界もある

数年前からあるので潰れずにやっているのだろう

この洋菓子店「クドウ」は評判の店
レーズンクッキーがうまい

看板だけがド派手だ
以前は信用金庫があった建物だ

こういう風俗の店も何軒かある

ロゴがやたらかっこいいが、アンバランスだ
こういうヘンテコ建物が面白い

そういえばここは、八百屋さんだった
西日が当たるので、いつもすだれが欠かせない

住宅の一部を改造して洋服を売っている

百日紅がまだ赤々としていた午後であった

ぶらり旅 自分の街を じっくりと