◆2015.9.24

★休日明け・彼岸花

 昨日までのシルバーウィークはお天気に恵まれ、秋らしい気候で家族といっしょに、休日をそれぞれの時間を過ごされたのでしょう。その休日が明けるのを待っているのが、我らJBS(ジジババ世代)ですね。私はまだ「JBSジュニア」としておきましょう(笑)。しかし、空はどんより曇ったまま。不満足ながらも、昨年も訪れた座間市の公園、かにが沢公園です。彼岸花が終わりを迎えています。群生しているところは、全体が赤に見えますが、盛りのころの色が褪せ始め、だんだん萎れた花が混じってきています。
 そういえば、街のあちこちに咲いていた百日紅が姿を消し、金木犀が盛りとなっていますね。生生流転、盛者必衰ですね。花など植物は自然の摂理の中で、再び生き返り、美しい姿を見せ、人々に安らぎの気持ちを与えてくれます。しかし、一度は政治的生命を絶った人間が執念を燃やし、甦るというのは、あってほしくない再生ですね。少しも安らぎを与えてくれることはありません。喜怒哀楽の「怒哀」しかない。春夏秋冬の「夏冬」しかない。現在の政治と天候はよく似ていますね。めりはりはあるが、誉める気にはならない。しかも政治の方はこれから長い冬に向かうような勢いです。経済も回復基調を見せていたものの中国の影響による世界的低迷時代に落ち込もうとしています。日本の政治は国民の気持ちは反映せず、世界の動きにも乗れていない気がします。ヨーロッパに流れ込む難民たちを日本は素知らぬ顔で無視しています。「積極的平和主義」がこの場面に生かされないのは、なぜなのでしょう。世界に貢献することは、そうした痛みも分かち合うことだと思います。(EOS 5D3)

かにが沢公園では彼岸花の球根をどんどん植え付け、増やしているようだ
 
「曼珠沙華鑑賞のつどい」が昨日開催されたようだ
 
詠まれた俳句の短冊がところどころに飾ってあった
 
秋に真っ赤な花が咲くのは、夏で疲れた人の生命力を回復させる気がする
 
旧タイプだが、100mmマクロF2.8はこういったアップがきれいだ
 
他の草木との混在もいい
 
翅が傷みはじめたモンキアゲハが来ていた
 
近くの金木犀の大木からいい香りが漂ってくる

やや紅葉を始めたカエデ
不順な夏の天候で今年の紅葉はどうなるやら

移ろいて 人も暦も 曼珠沙華

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