◆2015.10.25

★里の秋

 写真を撮るのもちょっと久しぶりになった。実は9日前の金曜日に、6年間愛用していたデスクトップパソコンが、使用中、急に電源が落ちてしまった。と、同時に妙な焦げ臭いにおいがしてきた。そして、二度とパソコンは電源が入ることはなく、一巻の終わりとなった。どうやらCPU付近が原因だ。スマホはないので、ほかのタブレットで新パソコンの注文をし、ようやく一昨日到着した。OSやアプリ、周辺機器は従前のものを使うため、一からインストールなどがやり直しとなる。二日がかりで何とか以前と同じ環境で使えるようになった。生活の多くの部分をこのデスクトップパソコンに依存しており、ほとんど依存症、中毒かもしれない。写真の処理、保存、ホームページ管理はもちろんのこと、情報収集、家計管理、ネットバンキング、買い物、その他娯楽のための利用などパソコンを使わない日は皆無といっていい。だから、極力、自分の脳みそを使おうと努力はしている。もし、スマホがあったら、いつでもどこでも使え、頼りっぱなしになって、人間がダメになりそうな気がしてならない。世のスマホ所持者は折り合いをどうつけているのだろうか。電車の中でスマホを使っていない人の方が少ない世の中になってしまった。リアルの本を読んでいる若者を見かけると感心したりする。さてと、動きのよい新しいパソコンでこんなホームページのページを増やしていく日々がまた、始まる。
 いつもの公園に出かけた。公園の一画に、移築された古民家がある。庭に渋柿だろうか、実を赤くさせた柿の木が茅葺の家によく似合う。深まりを見せていく午後の公園は、日曜にもかかわらず、人もまばらで静かな、静かな里の秋の様子だった。(EOS 5D3)

西日に当たる真っ赤な柿の実

案山子もお役御免で家でのんびりだ

静かな風がときどきススキの穂を揺らす

蜘蛛の巣は壊れつつも美しいと思う

ミゾソバの花にツマグロヒョウモンが降りた

小径の脇にどんぐりがいっぱい落ちていた
 
カモたちが集まり始めている
 
何の木だったか、いち早く葉を染めていた
 
左側が今回購入したデスクトップパソコン
長く付き合いたいものだ

秋深し パソコン壊れ 長き夜

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