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この時期、暦の上では、すっかり晩秋から初冬になっており、23日は二十四節気で小雪となります。でも、今日はよく晴れ渡り、日中は穏やかな時間が持てました。午後になると、空の多くの部分をまだらな模様を描く雲がずっと広がっていました。まるで、海岸に打ち寄せるさざ波のようです。これは、うろこ雲かと思いきや、調べると「さば雲」のようです。この雲は、他に似たもので、いわし雲がありますが、すべて「巻積雲」と称する部類になるそうですね。
子どもの頃、こういう雲の日、近所の芝生畑に寝転んで、空をじっと見ていると、まるで自分が空高くに浮遊していて、地球を見下ろしているかのような錯覚にとらわれたのを思い出します。この雲が現れると、天気は悪くなっていく兆候だと言われます。
まだ、平地での紅葉はこれからという関東南部ですが、確実に季節は廻り、寒くなっていくのですね。冬の衣類を出して、干したり、洗ったりしていた今日の一日でした。(EOS 5D3、PowerShot S100) |
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自宅のベランダから空を見ると、この雲が広がっていた |
太陽も薄く覆って広がるのは、さば雲 |
道路のところまで降りて撮ってみた |
散歩がてら、厚木基地近くの公園へ行くと、まだ雲があった
コンデジしか持ってなかったのが少し悔やまれる
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西の空が少し焼けてきた
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公園ではナンキンハゼがひと足早くすっかり紅葉していた
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風車をシルエットにしてみた
晩秋の 空を群れ行く 波の雲
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