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昨日の疲れもあり、好天に恵まれた本日は、ほぼ休養状態。実に悔しい思いをする。ま、それだけ天気を正確に予想するということは困難なシロモノだということだろう。昼過ぎに少し地元のいつもの公園で紅葉の様子を見る。そろそろ野鳥が木の実をついばむ様子が撮れるかと望遠も用意したが、空振りで、轟音を撒き散らす金属の鳥しか撮れなかった。(EOS
5D3)
このところ、安保法制以来、政治に対する関心が薄弱化している気がする。こういうときに政治家というものはずるい動きをするものだ。消費税の軽減税率に関する話が、与党自民党と公明党との来年の参議院選挙をめぐっての駆け引きの材料にされているようなのだ。生鮮食品しか軽減は認めないとする自民党と加工食品も含めよとする公明党との軋轢は、結局、安倍さんが来年の参議院選挙を今回の安保法制で失った支持率を一気に回復させたい思惑から、加工食品も含める、との方向に決まりそうなのだ。
税と社会保障を改革し、充実していくことに消費税の増税分が使われるはずのものが、その充実分を削って、公明党に花を持たせることにしたようだ。他に支持率・選挙対策として低所得の年金受給者への3万円のバラマキ給付も決定している。目の前の選挙のことしか念頭になく、それによって、多くの国民の将来を左右する政策を決定するという愚行を繰り返しているのだ。
この歪んだ政治形態は近く破綻するに決まっている。そして、そのツケは必ず国民に来ることも決まっているのだ。少子高齢化が加速する中、景気は減速し、必要経費は増えるがそれに見合う収入は減る一方であれば、破綻するしかない。赤字国債を増刷し、日銀に買い取ってもらうようなことを繰り返せば、どうなるか誰の目にも明らかだろう。このままでは、日本が消滅してしまうということを誰もが認識しなければならない。
戦争への誘惑に駆られることなく、身の丈に合った生活を決断するしかないはずだのだ。この国には真の政治家はひとりもいなくなったようだ。テロの脅威よりも政治家の自己顕示欲の方が、はるかに国民にとって脅威である。真の豊かさをじっくりと考えていきたい。 |
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やはり、空は晴れた方が気持ちはよい |
陽に透かされたモミジの葉はやはり、いい |
イイギリの実は、野鳥たちのご馳走になるほどには、まだ熟してはいない |
野鳥はまだやってこないが、金属の鳥がやって来ている |
日常生活の中にこんな鳥がいることを、もっと日本人が理解した方がいい |
いつも思う、「沖縄はこんなもんじゃない」と
「なんくるないさあ」と亡くなったおばあは、言うかもしれないが
いつの世も 力と金が 幅きかせ |
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