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この冬は暖冬だ。スキー場では雪が降らず、季節外れの花が咲いたりする。紅葉もやや遅れ気味で、散らずに枝で紅い葉を残しているモミジがかなりある。そんな中で葉を付けている状態でロウバイの花が咲き出した。やはり、少し早いようである。ロウバイは厳寒の冬の澄み切った青空を背景に高貴な香りを漂わせ、咲いてくれるのが似合っている。年が明けて、まだ、咲いていることを祈りたい。(EOS
5D3)
夫婦同姓は合理性があるとして、合憲であると最高裁が判断した。今の時代に何を言っているのだろうか。時代錯誤も甚だしい最高裁の「男」の裁判官たちだ。女性3人の裁判官は、明らかに女性が不利益を被っているとして、逆行しているとした。夫婦別姓であると、子どもがかわいそうとか、家庭が崩壊するとかいう、保守系議員たちがいるようだが、中国や韓国はみな家庭が崩壊しているというのだろうか。家庭が崩壊するかどうかは、夫婦同姓、別姓かどうかなど関係ないということはサルでもわかる話だ。同姓にするか、別姓にするか、何を選択するかは自由であらねばならない。
同じように結婚も同性婚が世界的に認められつつあり、選択肢を広げる自由を法的に認めればいいのである。自分の感覚や習慣だけで、他人の選択の自由を束縛してはならない。個人の尊厳を認めることが、まず、民主主義の一丁目一番地である。また、女性の再婚禁止期間を6ケ月から100日に短縮すべきとしたが、これもバカげた話だろう。こんな期間を設けていること自体がおかしい。
消費税の軽減税率の話もおかしなことになってきている。日刊などの新聞も対象だそうだ。そもそも消費税は10%にはしないようだとも話が出ている。今の日本は、政治家も裁判官も保守的になり、目先のことしか考えずに行動しているようだ。お先真っ暗の真冬が来そうだ。 |
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ロウバイの花が咲き始めた
香りはまだ漂ってこない、初春を待とう |
何とかまだ縮まっていないモミジを見つけた
最後の紅い時間を見せてほしい |
風前のともしびの一葉
来年もまた多くの仲間とともに再会したいものだ |
隣りの神社のイチョウの落ち葉が散歩道を覆った
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先日まで黄色い壁のように立ちはだかっていた
紅き葉も 黄色も落ちて 冬いずこ
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