2016年04月06日

満々開

 午前中のいっとき青空が見えてよく晴れました。先日も訪れた隣り街、座間市のかにが沢公園のソメイヨシノを妻とともに見に行って来ました。まだ、ほとんど散ることもなく、完全な十分咲きの満開、言ってみれば「満々開」の桜を見ることができました。枝振りが良く、横にも張り出した枝が満開の桜をよりいっそう華やかに見せてくれます。やはり、桜はこうあってほしいものです。帰ったころには曇り出し、明日は一日雨で風も強いとのこと。ケヤキなどはすでに淡く萌黄色の葉を付けています。
 桜の次は、新緑の世界です。逞しく若々しい自然の世界と入学したばかりの小学1年生がまぶしく見えます。自然も人も世代交代をし、新たな季節を迎えねばなりません。「人はより良い世界をつくることができる」と波乱に満ちた人生を送ってきた清貧のウルグアイ前大統領ムヒカさんの確信に満ちた言葉が印象に残ります。「より良い世界」とは何かを若い世代がいつ見出すことができるでしょうか。見出すことができると信じたいですね。(EOS 5D3)

座間市かにが沢公園の桜

花から漏れてくる陽射しが心地よい

這うように伸びた枝も花が咲いた

土手下の広場の桜も満開だ

必ずこうして幹に直接花をつける天邪鬼がいる

淡い桜色には青空と緑がよく似合う

渡る風 匂い立ちたる 桜色