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             二十四節気では20日が穀雨で四季の春も終わり、5月5日は立夏となる。そう、まもなく夏なのだ。連休前の今頃は、新緑も濃くなり、初夏と梅雨の気配が漂う不安気な空が広がっている。いつもの公園にちょっと久しぶりに来た。何とか少しは歩けるので、気晴らしも兼ねて外に出ないと心も体も具合が悪くなりそうだ。青空のない空のもとでは、よほど暗くない限り光が柔らかく、撮影には相応しい。 
             距離を歩けないときはマクロレンズに限る。今日は先日のレンズを部屋から外に持ち出して使う。短い距離の中では、マクロレンズで世界を広くして対象を見ていくことができる。たとえ100メートルの範囲だけであっても、そこにあるものが全世界になると思えば、楽しみに変わる。写真はシャッターさえ押す方法があれば、いつでもどこでも自分の世界を描くことが簡単にできる素敵な道具だと、つくづく思う今日このごろである。(EOS
            5D3) | 
            
       
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      タンポポにホソヒラタアブが来ていた 
        舞台と役者が揃った感じだ | 
    
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      クレマチスが熱帯の巨大な人喰い植物のようだ | 
    
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      ハナワギクだろうか 
        アフリカ原産らしい強烈な色彩だ | 
    
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      竹林もあり、ここはすっかり「和」の世界 
        タケノコたちは掘られることなく竹に育てられる | 
    
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      新緑のカエデは瑞々しく美しい | 
    
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      タンポポも綿毛を飛ばせていく 
        この優雅さと逞しさがいい 
         
        夏間近 小さき世界に 目を見張り | 
    
      
         
         
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