2016年05月12日

松林

 このところ右膝の痛みから派生して、体のバランスが悪くなり、左膝と左股関節が痛くなり、手に力が入るため、今度は右手の甲や手首が腫れたりして、キーボードを打つこともかなり困難な状況で、数日間眠ることもできませんでした。持病のリウマチは落ち着いたかと思ったら、まだ、活動的のようです。ようやく、車の運転もかろうじてできるようになりました。持病のある人間は受け入れながら、地味に戦うしかありません。
 車で地元をほんの少し肩慣らしに走っていましたが、近くの大和学園聖セシリアの敷地に差し掛かりました。道路も空いていたので、車をちょっと路上で止めて、一枚写真を撮りました。立派な松が敷地内に道に沿って聳えています。この学園の創始者は小田急の創業者の娘さんで昭和初期に小田急江ノ島線南林間駅に近いこの地にカトリック系の学校を造ったのです。小田急によるこの地域の都市構想があって、東京から郊外の600坪区画の別荘地的な住宅街の街路樹や空き地には松がたくさん植樹されました。私が若いころに初めて南林間地域に来たときは、松だらけだった印象があります。その名残がこの学園にあるわけです。今は小さな区画に切り売りされた住宅が密集する我々一般人の住居となっています。梅雨前の紫外線の強い陽射しが気になる清々しい5月のひと時でした。(PowerShot S100)

松林がこうして見られるのもここだけになった

晴れ渡る 梅雨前のころ 腫れは止み