2016年06月04日

梅雨入り前夜

 まだまだ体調は不十分なのですが、右手の腫れや痛みがかなり和らいできたため、久しぶりに一眼レフを持っていつもの公園に行ってみました。左手でしっかり持ち、痛みのある右手はそっと添え、シャッターを押すのみ。もちろん足もダメなままなので、15分程度で限界になります。それでも、一眼レフで写真を撮れるのはうれしいものです。
 季節は梅雨入り前夜といった感じでしょうか。九州や中国、四国地方に次いで、近畿、東海地方も梅雨入りしたそうです。公園では、アジサイがかなり咲いていました。梅雨の長い雨を受け入れる準備はすっかり整っているというところでしょうか。少し湿った風が吹き抜ける感覚も、もう梅雨が間近だと知らせているようです。雨の日に外で遊べない子どものように、ただただ雨の降るのを忌々しく思うかつての少年が、カメラを手にして、ため息をひとつ吐くのでした。(EOS 5D3)

ようやく色を付けてきたアジサイが曇り空に映える

寒天を使ったアジサイの和菓子があるが、そんな和菓子を逆に思い出す

公園は人も少なく静かな土曜の午後だった

アジサイの谷間にドクダミが今盛りと咲く

雑草の類にされるこのドクダミが好きだ

ガクアジサイも咲き出した

まもなく雨に打たれる公園の木々たち

雨よ降れ 都合よく降って 去ってくれ