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今日の秋晴れの空の下では、午前の公園を散歩してみたかった。自分ひとりで車を運転して、市内の引地台公園まで行ってみた。杖とコンデジを手に持ち、公園内を少しだけ歩く。このところ、右膝をかばう左膝が少し痛むので、無理はしない。
先日、妻に連れて行ってもらったとき、公園は、まだ、緑が濃かった気がするが、今日はすっかり晩秋の装いとなっていた。夕べ降った雨が湿り気を帯び、しっとりしながらも、午前中の太陽を浴びた木々たちの輝きが美しかった。園内には、紅葉し始めたカツラの木が何本かあった。そこでは夕べの雨で散った色づいた葉に水滴が付き、見事な宝石の玉を創りあげていた。こういう、宝物、贈り物を見つけられるから、いつもの公園に何度でも行ってみたくなる。四季折々の変化がまだ残されているうちは、小さな散歩旅でも、印象深い出会いはきっとあるはずだから。(PowerShot
S100) |
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