2016年11月07日

シリウス

 シリウスというのは全天で一番明るく輝く星。それにあやかって命名された神奈川県大和市の文化複合施設の愛称としての名称だ。総工費213億円をかけて以前からの計画でもあるが、現在の市長がかなり強引に建設を推進して出来上がったシロモノだ。どこの首長も再選され在任期間が長くなると、ハコモノをつくりたがるもので、シリウスもそういったものだ。しかし、出来上がってしまえば、利用するのは市民となるので、税金分を利用させてもらうのがいいだろう。
 外観的デザインは面白味はないが、館内の空間はかなり贅沢とも思えるゆったりとした広がりを見せており、これまで大和市には民間も含めてなかった建物となっている。1階にはスタバも入り、図書館、ホール、学習センター、子ども広場など盛りだくさんだ。それぞれの施設の管理は指定管理者制度により、各専門分野の民間会社が集合体として運営に当たっている。ツタヤがとなり町海老名市の図書館を運営してトラブっているので、そうではないところでまだよかったかもしれないが、ほぼ民間丸投げがどういう結果を生むかは、まだ定かではない。私は車で行くしかないので、駐車場が有料なのがネックではある。なんでも無料というのも今後はありえないのかもしれない。ときどきは行くことにしよう。(PowerShot G7X2)

大和市文化創造拠点「シリウス」という
大和駅から300m弱

シリウスの入り口

1階入り口を入って右手にスターバックス・コーヒーがある

とぼけた顔のペッパーも何台かある

ギャラリーでは大和市在住のイラストレーター及川正通さんの原画展をやっている

今回の展示は撮影自由だ
「ぴあ」が私の学生時代に創刊されたが、そのころの原画だ

これは真央ちゃんか

及川さんの夢の世界が広がる

このマイケルは印象的

2階から吹き抜けの階下を見る

2時間100円の有料スペース
お金を出してもゆったりしたい人にはいい

あちこちに座って読めるスペースがある
ちなみに月曜日は休館ではない
図書館は大晦日・元日だけが休館日

3階は子どものための広場がいろいろと展開されている

4階は健康コーナーや関係の図書や雑誌・マンガなどがある

こういう余裕のある読書スペースは贅沢ともいえる

じっくり調べものもできる

4階には健康テラスとしてベランダ的開放スペースがある
自然にある植物を選択して植えてあるのだろう

バッタなどが展示してある
向こうには街並みが見える

ちょっと体でも動かす道具が置いてある

西日が傾いてきた

右下から左上に伸びる遊歩道は相模鉄道(相鉄線)が地下化されたもの
左上の突き当りが大和駅

再び室内に戻る
スタバは相変わらず賑わっている

こちらはホール方面のスペース
今日は何もやっていないので、立ち入り禁止

ハコモノは 魂入りて 文化なり