2016年11月23日

泉の森の紅葉

 と、まだ治りきらない膝の調子が悪くなり、外出できなくなる。冬場は体にはきつい季節だが、写真撮影には春よりバリエーションがあるだろう。今シーズンはいずれにしても近場の段差の少ない安全なところで少しだけ撮ることになる。復帰後初めて、ズームレンズをもう一本持って、一眼レフでの撮影だ。面白いカタチはないか、目を凝らして公園内を歩く。撮影のときは、今回は杖を持たず、足元に細心の注意を払って移動する。きつくなれば腰を掛けられるところで休む。毎回のことである。
 今日はかなり寒いので、薄手のすべり止め付作業用手袋を途中から着用した。ある場所で紅葉を撮っていると野鳥の群れが近くの木にやってきてさえずっている。野鳥撮影できるレンズは持ってきていないため、じっと眺めるだけだ。エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロなど20羽ぐらいいた。残念だったが仕方がない。野鳥がいっぱいいるうちに何度かは撮影に来たいものだ。
 祝日だったが、この寒さで人影も少ない公園だった。今夜から雪が降るとの予報だ。今の私には外出禁止となる天候だ。雪に紅葉など絶好の被写体をただ部屋の中で想像するだけになる。誠に残念だが、今シーズンはガマン、ガマンである。撮れるときに撮れるものだけを狙い澄ますしかない。今日撮れたワンショットをありがたく思うことにする。(EOS 5D3)

少し傷んでいるが紅くなってくれた

真っ先に紅葉した池のほとりのカエデも盛りを迎えていた

こちらはまだ青いカエデが多い

何の木か、周りに葉を散らせて仄明るい

ケヤキもほぼ葉を散らした

なぜか切り株のキノコに興味を持った
種類などまるでわからないが、惹かれるものがある

ケヤキやクヌギの葉が池に溜まった

公園の近くにある熊野神社
カエデは上から紅葉するが、
イチョウは下から黄葉するようだ

こういうのを見つけるのが楽しい
少しの風でも揺らいでしまうため、なかなか撮れなかった

この公園ではここのカエデ類がもっとも美しくなる
今年は紅葉が去年よりも少し早い
来週には盛りを迎えそうだ

ひとときの カメラ散歩で 落ち葉踏み