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先日の野鳥撮影で少しばかり「火」が点いてしまった私は、今日もいつもの公園に鳥を求めて行ってみた。街歩きがまだ思う存分できない私には、機材さえ持てれば、鳥撮影の方が徒歩による移動距離が少なくても撮影は楽しめる。今日は少し「待つ」ことにした。しかし、都合よく鳥が来てくれるわけではない。
そして、諦めかけ最初に撮影していた場所に戻ると、鳥らしきシルエットが遠くから見えた。そろりそろりと近づき、４００ｍｍ望遠で捉えられる位置まで来ると、ツミらしき鳥が岩の上に佇んでいるのが確認できた。ツミはタカなどのいわゆる猛禽類の仲間だが、ハトよりも小さくヒヨドリと同じくらいで可愛らしい。しかし、スズメなどを捕食する立派な猛禽類であることには違いない。今まで目撃することはあったが、撮影できたのは今回が初めてのこと。こういうことがあると、やめられなくなるのが、野鳥撮影なのだ。
そして、よく見れば紅葉がまだ残っているカエデがいくつかあり、西日を浴びて、鳥たちに彩りを添えているのだった。陽射しも穏やかで幸福な午後のひとときであった。（EOS 5D3） |
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ツミだ
岩の向こう側にある水飲み場に来たのだ |
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小柄ながらも精悍な目つきは他の鳥を寄せ付けない |
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体に付いた水を振り飛ばす |
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目が合った
ヤツの方が遙かに視力は上だから、こちらの動きはとっくに察している |
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飛んだ！
やっと写ったという程度だが、うれしい |
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ヒヨドリも同じ場所に来た |
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手前の小さな池にはモミジが散って浮いている |
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そして、一面を埋め尽くしている |
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イイギリの実だ
ここの木は、散策道に接しているためか、ほとんどまだ鳥たちに食べられていない
次はこの実を啄みに来るヒヨドリやツグミを狙う |
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残紅というべき最後のもみじだ
冬もみじ 池に浮かびて ツミが鳴く |
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