2017年05月31日

イタリア山から元町へ

 横浜山手の西洋館7館では、「花と器のハーモニー」が開催され、各館内にはさまざまな飾りつけが行われている。横浜での緑化フェアとも重なり、人出がすごいことになっている。圧倒的に女性客が多い。撮影では、人物が入っている光景の方が臨場感があって効果がある場合と、対象物だけをじっくり撮りたいとき人物が邪魔になる場合の現場状況があるもの。新聞社などの記事用説明撮影でない限り、今回の室内撮影では人物はありがたくない。花や食器の向こうに人が写り込むとアウトである。あまり対象物に近寄り過ぎると破損させる恐れもあり、最近は「接写禁止」の注意書きも多くなっている。ということで、ファインダーから人物が見えなくなる瞬間を待つのだが、今回はあまりの混雑ぶりに絶望的になった。次から次へと多くの人が、入れ替わり立ち代わり、スマホで撮影していて、どの場所どの角度でも人が入ってしまう。賑わっているのだから結構なことだし、私自身も邪魔な人間のひとりなのだから、文句は言えない。
 室内撮影は早々に諦めて外で撮影し、昼食のため、また元町の方へ行った。前回のとき気になった元町公園の「水泳場」付近を撮りたかったのだ。イタリア山付近から始まりエリスマン邸あたりから元町方面に下り、昼食後石川町駅方面から再びイタリア山に戻るという効率の悪い歩き方をした。途中、元町の商店街では宝石店強盗事件直後の現場に遭遇したりもして、無駄な散歩もちょっと刺激があり、暑さが体に堪える一日であったが、たびたび行きたくなるところだと改めて思った次第だ。(EOS 5D3)

元町のキタムラ2(K2)
よくは知らないが、キタムラとは兄弟らしい

イタリア山庭園、外交官の家の前庭

外交官の家を臨む
よこはまフェアの花飾りもある

山手本通りの住宅街はおしゃれで高級そうだ

ベーリック・ホールの飾りつけ
カサブランカがかなり薫ってくる

何だかおどろおどろしいが、強烈な印象だ

エリスマン邸の横の庭先から
モノクロにしてみた

エリスマン邸内の花飾り
テーブルフラワーはこういうのが好み

エリスマン邸の庭
ヤマアジサイがかなり咲いている

エリスマン邸から坂道を下り始めるところに山手80番館遺跡がある
関東大震災時のレンガのままだ

坂を下ったところに例の「元町水泳場事務所」がある
レンガ造りが美しい

こんな大都会に緑に囲まれたプールがある

元町公園の庭園側から水泳事務所を見る

ジェラール水屋敷の地下水槽

幕末に来日したフランス人実業家アルフレッド・ジェラール
豊富な湧水で船舶に供給し、事業を拡大した
さきほどのプールもこの水を利用している

元町の商店街はおしゃれな店舗が多い

いつもはこの代官坂通りを下って商店街に出る

ポップなサングラスがいい

大丸谷坂途中のツタだらけの家

再び外交官の家に行くとまだ混んでいた
やっとこんな場面でも

以前からある少女像でも撮ってみる

この飾りつけは7館の西洋館ではない、答えは下

山手カトリック教会から下ったところにある「テニス発祥記念館」だ
テニスの古いラケットや歴史が紹介されている

テニス記念館の近くに旧山手68番館がある
元の場所から移築され、この付近山手公園の管理事務所になっている

山手カトリック教会まで戻ってきた

気に任せ とりとめもなく 山手行く