2017年06月12日

紫陽花求めて

 今年のアジサイは咲き始めが遅いのか、梅雨入りしても花数が少なく、大きさも小さい。地域差、個体差があるのだろうが、各所で伐採、あるいは剪定され、去年まで見られたアジサイの花がそのままではなさそうな気がする。雨が少ない所為もあるかもしれない。空はすっかり梅雨空だが、たまに雨がポツポツ来るのみで、日中本降りになったことがまだない。
 そんな空の中、折り畳み傘を持って3年前にも訪ねた横浜市瀬谷区の「あじさいの里」を再訪した。個人宅でこのアジサイの時期だけを一般開放しているのだ。広い邸内には数多くのアジサイが各種咲いている、はずだった。しかし、今回はかなり花数が少なく、まだ育っていない木がほとんどで、月末まで待つ必要がありそうだ。帰りに地元のいつもの公園で咲いているアジサイも撮ってきたのだが、こっちの方がずっとよかった。また、あちこち行ってみたい。(EOS 5D3)

立派な門だ
明治時代の神奈川県庁の門を移築したそうだ

三つの蔵も健全だ
この蔵がこの家のすべてを語っている

邸内に入ってすぐに、十三重塔が目に入る
やはり花数が前回より少ない

濃い紫の花だった

相変わらず石灯籠が多い

アジサイの散策道の花もまばらだ

まだまだこれからなのだろう

邸内には様々な建物があるが前回より見学できる範囲が狭くなっている

昼なお暗い木々の中に石灯籠が忽然と現れる

花よりも灯篭が目立っている

これだけ鬱蒼としていると手入れもたいへんだろう

一輪挿しのように突き出た花ひとつ

邸内には立派な鳥居と社もある
もっと咲いてころにまた来るかもしれない

地元大和市の泉の森の散策道の一部だ
こちらのアジサイの方がよく咲いている

ガクアジサイが盛りを迎えている

花だけもいいが、背景に建物などがほしいところだ
また、どこかを訪問しよう

紫陽花の 花に振られて 次訪ね