2017年06月20日

アジサイの咲く午後

 明日から天気が崩れ、梅雨が本格化するようだ。午後になって、地元のいつもの公園で少しばかりまた撮ってきた。鎌倉が相当混雑しているようで、アジサイの季節はやむをえないだろう。やはり、アジサイ単体を撮影するのはどこか味気なく、お寺や神社など何か背景に写り込んでいないと、風景写真にはならない。植物図鑑を作成しているわけではないので、平凡な構図を避けようとするが、同じようなものになってしまう。まだまだ修行が足りないようだ。(EOS 5D3)

 安倍内閣の支持率が急降下している。そりゃそうだろう、という結果だ。昨日の夕方、安倍さんは国会閉会後ということで記者会見を開き、加計学園問題で「強い口調で反論し、・・・深く反省しいている」とか言っていたが、反省している風には聞こえず、野党を改めて非難していただけだった。安倍さんという人は自分や身の回りのことになると「印象操作だ」などと感情的に言葉を繰り返し、逆レッテルを張りたがる。こんな首相が最近では最も長い政権を担っており、他に人材がいないというのだから、日本も世界も沈没寸前なのだろう。
 世界の政治は確実に劣化が加速しており、賢者と言える人物はまだまだ登場しそうにない。高度にグローバル化した経済の中で各国は、自分の国のみで政治も経済も完結することはより困難になっている。それなのに、それを受け入れないか、逆に自分だけが世界を経済支配しようとする新興国があり、混沌とし、これまでも微妙な綱渡りの世界だったのが、綱の先の方はすでに外されている状況なのかもしれない。スローモーション動画を見ているように、急降下している場面がゆっくりと見えるが、世界は確実に制御しきれない破滅に向かって突き進んでいることを実感する2017年6月である。

まだまだ花は増えそうだ

木製斜張橋の前にて

半夏生が半化粧をし始めた

水車の向こうにも少しアジサイが見える

古民家園にはガクアジサイが

少し歩けば汗が噴き出す

ホタルブクロが涼やかに咲いていた

青と紫が混在した花も魅力的だ

この素朴な在来種に近いアジサイもいい

ムシトリナデシコを久々に見た

これは何の実だろうか、どれも行儀よく四つ成っている

キツリフネソウが群生していた
風で揺れてなかなか撮らせてくれない

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