2017年07月10日

ほおずき市が立つ日・浅草

 またしても2年前の続きをやってきました。そう、入谷の朝顔市の次は浅草のほおずき市です。東京はいずれも好天に恵まれ、肌を刺すような陽射しに打たれ、汗が噴き出すばかりです。このほおずき市は、江戸時代に愛宕神社の千日詣りで疳の虫が治まるなどとしてほおずきが境内で売られることになったようです。それを知った浅草寺がこちらの四万六千日の縁日でもほおずきを売りだしたら、本家より大評判になったとのこと。愛宕神社では現在でも6月にほおずき市が立ってはいます。何とまあ、寺も神社も儲かるとなれば、パクリをやるのは古今東西変わらないものですね。
 そして、現代の東京でも浅草寺のほおずき市は多くの人で賑わっています。四万六千日詣りの日本人も多いのですが、とりわけ中国系や東南アジアからの観光客が急増している感じです。浴衣を着ている外国人も以前より多く見受けます。東京が活気づく夏の風物詩、第二弾、浅草ほおずき市をご覧いただきましょう。(EOS 5D3)

ほおずき市のおねえさんは愛想がいい

何と雷門の屋根が絵になっている!?
10月末まで屋根の修理が行われているようだ

この提灯は相変わらずシンボルであり続けている

仲見世も人が途絶えることはない

宝蔵門前からほおずき市が立っている

風鈴も併せて売っている
風がそよとも吹かず、涼しさを届けることができない

無数のほおずきの鉢が置かれ、売るのも必死だ

丹波大実の枝ほおずきも売られている

鉢に刺して売るのだろう

売り場の若いおねえさんもこの暑さには参ってしまう

鉢植えのものは、まだこれから実が成るものが多い

丹波大実のほおずきをばらして売っているのもある

枝ほおずきが朱塗りの門と対抗している

よしのすだれが大活躍

閑話休題、人々
何だかすごいことになっている背中

つんつるてんだけど、キモノを着てみたかったのね

屋台のおじさんは絵になるなあ

かき氷のシロップかけ放題!
何と夢のある蛇口だろう!

さて、まだまだほおずき
今日一日でさばけるといいね

ちょっと涼やかな風が吹いた気がした

まだまだ、あるよ!

おねえさんたちはみな元気でいい

笑顔が一番!

これで、ほおずきともお別れする

撮影上、いろいろ問題はあろうが、人々を撮るのは面白い
お水舎にも人があふれる

ここも必ず立ち寄る人は多い

本堂へどんどん人は吸い込まれていく

アジア系の女性たちだ
浅草寺にはさまざまなお守り類がある
四万六千日には「雷除」が授与される

結果はどうあれ、末永き幸せを祈るのみ

本堂の大提灯「志ん橋」

スカイツリーと宝蔵門の屋根が合う

宝蔵門の大わらじに五重塔

テレビの撮影か、カメラマンなどがいた

浅草寺を離れる
込み入った路地のすき間からスカイツリーが見えた

昼食をいただいた和食店の内から

こういうごった返した雰囲気がいい

この寿司屋はいろんな植物を這わせてすごいことになっている

ここにはアジア系の外人さんばかりが来ていた

白人のお嬢さんもキモノ姿で
車夫と妙なコントラスト

そんな人力車が浅草の街をタイムトラベルする

白き頬 朱色に染めし 浅草寺