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8月になってすかっと晴れた日は一日もない。ここ数日は雨が降り続け、まるで梅雨のようである。私は待っている。すかっと晴れる日々を。あちこちへ写真も撮りに行きたいのは当然だが、もうひとつ、やらねばならぬことがある。そう「梅干し」を完成させる必要があるのだ。そのためには、三日三晩晴れる日を待ち、2ケ月近く漬けてある梅を干さねばならない。
この夏の天気ではこの計画も絶望的になってきた。来週半ばには太陽が顔を出すこともありそうだが、当てにはならない。天気は自然の成すことだから、不確実性が高いのはやむを得ないと、日本人はどこかで天気予報が当たらなくても仕方がない、と諦めているかもしれない。スーパーコンピュータや高精度の気象衛星をもってしても当たらないときは当たらない。6月の梅雨の後、7月に少し晴れ間が見られたが、曇り空の蒸し暑い日々が続き、8月になれば雨が多くなり、やがて秋雨のような今日の雨となってしまった。真夏がないままに、この「お盆明けの梅雨」になるのだろうか。干してもらうのを待つ梅たちを愛おしく思うこのごろである。(PowerShot
G7X2)
北朝鮮とアメリカとの非難の応酬が続いているが、釁端を開くことになってしまうのだろうか。互いにどちらかが手を出せば、世界を巻き込む大規模な戦争に発展してしまう危険性を孕んでいることは承知だろう。しかし、戦争はやりたくなくても始まってしまうのも歴史が証明している。日本は真珠湾を奇襲することになった原因のひとつは、アメリカからの石油の供給を止められたことにある。本気かどうか、中国もここにきて北朝鮮の資金源である石炭などの輸入を禁止するとした。韓国を含め朝鮮半島を巡っては、米中ロ日がさまざまな思惑で駆け引きをしているのだろう。北朝鮮が、グアムに向けてテスト発射としてもミサイルを打てば、トランプは動かざるを得ないだろう。あの気味の悪い警報音は本番では聞きたくないものだ。 |
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