2017年08月20日

ホシノタニ団地

 雷雨から一夜明けた今日はどんよりとした空に戻ってしまった一日であった。妻がまた空に文句を言いながらアイロン掛けである。特に出かけないときは家で三食とも食べるが、今日は私は外で食べることにした。ついでに、ネットの記事で気になっていた隣り街のひとつ、座間市の「ホシノタニ団地」に行ってみたかったのだ。
 2年前に小田急の社宅だったものをリノベーションし、新しい感覚の賃貸住宅に蘇らせたことが話題になった。小田急線座間駅に隣接する徒歩1分の団地だ。当初は50年前の建築物でゆったりとした敷地に配置された団地で、現在は耐震補強がされ、個人向けと家族向けに40平方メートル弱のワンルームのしゃれた空間を演出している。賃貸住宅とは別に、敷地内に貸し農園やドッグラン、子育て支援センターなどもあり、なかなかユニークだ。「人と人をつなぐ、人と街をつなぐ」を目標としていて、開かれた駅前団地なのだそうだ。
 高額なタワーマンションを購入しなくても、それなりの豊かさを感じられる場となっているようだ。持ち家を持つことがこれまでのサラリーマンの当然の志向がだんだん崩れてきている現代に必要な存在になっているのが、こうした都心にやや近いゆとりの賃貸住宅なのかもしれない。(PowerShot G7X2)

ホシノタニ団地
近くに星谷寺(しょうこくじ)という寺があり、団地の名の由来にもなっている

団地を見学する前に昼飯を食った
ときどき無性にかつ丼が食べたくなる
かつ丼だが、うどんはセットもので小さいのが付くが食べられなかった

座間駅前に戻る
小田急沿線の郊外の駅にはオダキューOXがたいていある
向こうにホシノタニ団地が少し見える

団地を少し高い位置から眺めた

何となくほっとすような団地入口のプレートだ

この菜園は、「シェア畑」として一般の人にも貸し出している

建物の側面には星と星をつなぐという意味で星座が描かれている
この演出がなかなかいい

座間駅の駅舎が目の前に見える

これは白鳥座とこと座だろう

ここはドッグランだ
この団地では犬・猫なら2匹まで飼うことができる

座間駅と団地を俯瞰できる跨線橋から

団地の1階の一部がカフェになっていた

この菜園は指導員がついていてアドバイスしてくれる

座間市の子育て支援センターもあり、
小さい子を持つ若い世代にはありがたい

帰宅途中、自宅近くに鶏頭を見かけた
そういえばとっくに立秋は過ぎていたのだ

夏来たか いや夏過ぎて 秋が立ち