2017年09月01日

秋と夏の交錯

 9月になってしまった。8月下旬に梅は無事三日三晩干すことができ、梅干しとなり、甕に収まった。暦的には完全に秋だが、いつもの公園、大和市泉の森・ふれあいの森では、蝉が最後のあがきのようにけたたましく鳴いている。そんなバックミュージックは夏のままに交錯させながら、秋を思わせる小さな風景を見つけてみた。(EOS 5D3)

 この間の北朝鮮のミサイルが通告なしに日本列島を超えて太平洋に落下したのには、また、驚かされたものだ。北朝鮮という国は、したたかに関係国との間合いを計算し、ひとつひとつのミサイル発射や公表を緻密に実行している。日本だけが、「さらなる圧力を」と熱く叫んでいるだけで、アメリカも韓国も一応協調はしているが、本気になってはいないのが透けて見える。日本以外の中国、ロシア、アメリカ、韓国は北朝鮮と密かな約束を交わしているのではないか、とも直感的に思う。日本が妙な孤立に陥ったり、ダシに使われないことを祈るのみだ。いずれにしても話ができるようにならなければ、何も始まらない。「対話と圧力」というが、圧力が無意味になってしまっている現在では、日本もまともな外交力を身につけねばならない。

コスモス、秋桜は秋へのいざないのようだ

サルビアの花もまだ残っている
「サルビアの紅い花 しきつめて・・・」という歌詞を思い出す

家猫と野良猫が仲良く昼寝

アブの仲間だろうが、名前はわからなかった

枯れ葉がそろそろ舞うようになってきた

久しぶりに捉えたヤマトシジミ
この小さな蝶が好きだ

セセリチョウの仲間はいっぱい花にいる

古民家園の軒先にはタマネギが干されている

柿の実も風で落ちたものも多い

古時計と蚊帳、ここだけ時間が止まっている

ススキの穂が風でたなびき、囁き合っているようだ

立ち枯れのひまわりはオブジェになっている

イナゴか?やたらいっぱい跳ねていた

たった一輪だけ白系の彼岸花が咲いていた

ボタンクサギが目立っていた

台風の影響で硫黄島での訓練ができず、厚木基地周辺で離発着訓練が繰り返される
正午前の関東大震災にちなんだ「グラリ3分一斉訓練」の防災無線放送は
ジェット機騒音で掻き消された

行く夏や 汗の出方で 秋を知る