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神奈川県央では、まだ紅葉が滞っている状況で、見ごろは先になりそうである。今日のような上天気に、都合で朝から出かけることができないのは残念であった。午後やや遅くなり、いつもの公園を訪ねてみた。今日は、400mmの望遠レンズを持参してみた。鳥の撮影に絞ったのだが、そんな簡単に鳥が都合よくいてはくれない。
しかし、偶然というものはあるもので、そろそろ引き返そうかというとき、池に青い影が見えた。カワセミだ!何度かダイビングして周辺を飛び回り別の小さな池の周辺の枝に止まった。撮影者は私だけでしばらくは独占状態だった。こういう幸運があるから鳥撮影がやめられなくなる。紅葉の後に木々が葉を落とし切り、枝ばかりになった真冬には、鳥たちを撮る最高の時期がやってくる。そのときもまた楽しみである。(EOS
5D3)
このところのテレビは、日馬富士の暴行事件ばかりである。なぜこうもマスコミは同じネタに集中したがるのだろう。さほど重要とも思われない事件を寄ってたかって執拗に追いかける。そうしたマスコミの姿勢に寒々とした空虚感を覚える。「赤信号、みんなで渡ればこわくない」方式の報道だ。
国会が始まっており、安倍自民党政権が圧倒的な独裁色を強めていく中、政府批判的報道が増えてもおかしくないところ、モリもカケも鳴りを潜め、マスコミは小さくなっている。ジャーナリズムはどんな政権であろうと常に政権批判をしなければいけない。完璧な政治などあり得ない。どんなに強敵であろうと、手をこまねくことは許されない。時の政権に阿たり、斟酌したりすることはあってはならない。鋭い筆さばきを見せねば、この日本のジャーナリズムはまもなく死ぬことになる。 |
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